無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第30話

🖤
やっと教室の自分の席にたどり着いた頃には6限分の授業が終わったあとのような倦怠感に襲われていた。


加えてチョンホソクのあの緩い口調。疲れを倍増されるのにうってつけの材料だ。


U
U
・・・はぁ



ため息を噛み殺すことさえ出来ない。


彼の説明の内容は、面倒なことこの上なかった。


まず、バンタン学園は根っからの不良校だ。


そしてこの地区にはあと2つ、不良校が存在する。


SBT高校とarmy工業。


この3校は昔から仲が悪く、いつ学校同士の喧嘩が勃発するかも分からないようなの状況らしい。


ナムジュンが言っていた『バンタン学園を敵視する輩は多い』というのはこういうことだ。


身元の分からない私をスパイかもと疑っていたが、出身校を聞いてそれはないという結論が出たらしい。


ここまでは別にどうでも良かった。


問題はここからだ。


不良の中には性根の腐ったヤツも少なくないらしく、人質を取ったりするヤツもいるという。


その狙われる対象になりやすいのが、"トップの女"。


今のバンタン学園のトップはキムテヒョン。


彼は喧嘩の実力も相当のものらしく、その首をとりたい人間がわんさかいるのだとか。


さてここで問題。


そんな男の恋人は?・・・私だよね、うん。


いくら上辺だけの恋人と言っても、他の人からすればそんなこと関係ない。目上上は"キムテヒョンの恋人"なのだから。


ということは、私を狙う人間が出てくるということ。


昨日の今日でまだ私の存在を知る学校は少ないが、まぁ、知られるのも時間の問題だろう。



そこでまた出てくるバンタン学園のルール。


トップの恋人は"姫"と呼ばれ、バンタン学園の人間にとっては護るべき人。らしいのだけど、



U
U
・・・迷惑、だわ



いつ狙われるのか分からないストレスも、そのために四六時中私を見守る?視線も。


女子達からの恨みがましい視線も・・・。


バンタン学園の"姫"になりたいがために、入学試験の女子の倍率は物凄いことになるのだとか。


そんな競走率の中でここに入学したのに、ひょっこり転校してきた女が"姫"だなんて、面白くないに決まってる。


これでめでたく私は目の敵になったおいうわけだ。




















Next➥