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第81話

🖤
━━━━━━━ワケあり物件





ジョングクside


ジミン
ジミン
ヒョンおかえりー



ドアを開けた瞬間、気の抜けるような声がした。


アイツに名前を呼ばれたくらいでこんなにご機嫌になるなんて、どんだけ単純なんだ。


だけどその素直さは、たまに羨ましいと思ったりもする。


絶対言わねーけど。


ホソク
ホソク
あらあら、難しい顔してんな〜
ユンギ
ユンギ
なんかあったのか〜?



タバコを吸いながら、ホソクヒョンとユンギヒョンは俺を見ながら目を細める。


ジョングク
ジョングク
まだ帰んなくていいのかよ、ヒョン。お迎えですよね?
ホソク
ホソク
今日はお泊まりなんだとよ〜。昨日からウルセェのなんの
ジョングク
ジョングク
・・・仕事は?
ホソク
ホソク
今日は夜からなのよねー



ゆるくゆるく、決して掴まれないように人との距離を保つヒョン。


俺には無理だと、真剣に尊敬する。


ユンギ
ユンギ
で? 何があったよ



チッ。 目ざとい。


誤魔化せるなんざ、最初っから思っちゃいねーけど。


ちらと上座に目をやれば、貫禄たっぷりに座るテヒョニヒョンの姿が目に入った。


また視線をずらせば、楽しそうにパソコンを弄っているナムジュ二ヒョン。


"普通"の高校生ってなんだ?


ふと考える時がある。考えるだけ無駄だけどな。


ドカッと、ホソクヒョンの向かいのひとりがけソファーに腰を下ろす。


ポケットからタバコを取り出して、口にくわえて火をつけた。


ゆっくり紫煙を吐き出せば、一瞬だけ視界が白に染まる。


その隙に。誰の顔も見えないその瞬間に、俺は口を開いた。!
ジョングク
ジョングク
アイツ、一人暮らしなんだとよー



だんだんクリアになる視界の中で、思った通りの表情を浮かべる6人。


ソクジン
ソクジン
1人ってあのマンションに?
ユンギ
ユンギ
どう考えてもおかしいだろ
ホソク
ホソク
女子大付属出身のお嬢様だぞ〜?
ジョングク
ジョングク
"両親健在の普通の一人暮らし"、だと



おかしいところがありすぎんだよ。


バンタンに通わせたり、一人暮らしさせたり、なんて。


ナムジュン
ナムジュン
調べてみる?テヒョン



メガネを押し上げながら、ナムジュ二ヒョンが尋ねる。


その先にいるのは、眉間に皺を寄せたテヒョニヒョンの姿。


テヒョン
テヒョン
・・・いや、いい。アイツが話さねぇんだ。勝手に調べる必要なんてねぇよ



気にならない、ワケじゃないだろうに。


だけど理由は分かる。


ここにいるヤツ、全員がそうだからだ。


テヒョン
テヒョン
あなたも聞かれたくねぇから、"普通"だって言ったんだろ



全員が"ワケあり物件"。


だからですよね? テヒョニヒョン。




















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