無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第3話

🖤
担任
緊張しますか?


そう問いかけてくるのは、転校してきたこの万端学園の新しい担任。




その質問に
U
U
少し


とだけ返事をする。





もう桜は散ってしまって、枝には青々とした葉が茂っていた。


共感からこの万端学園に通うことになったのは、つい2週間ほど前の話。


聞けばこの学校学校転向性を受け入れるのは"督励"なのだという。






職員室から見下ろしているのに気づいたのか、

担任
仲良く出来そうですか?


そう聞く。





仲良く?


冗談じゃない。


U
U
無理だと思います。
担任
まぁ、そう言わず、話してみたら気が合う子だっているかも知れませんよ?
U
U
私は、


続けようとした瞬間、予鈴が校内に鳴り響く。


担任
そろそろ教室に行きましょうか。


笑顔を作る担任に、言おうとしていた言葉を飲み込む。


U
U
・・・はい


鞄を手にし、職員室を後にした。



















誰もいない廊下に1人ポツンと佇む私。


産まれて初めての"紹介待ち"。


"呼んだら入って来て"と言うやつだ。


教室内からは、途絶えることなく大人数の話し声が聞こえる。


時々、


「どんな子がくんの~?」


「女っ?女っ?」


「やっぱ、イケメン、??」


なんて声が聞こえてくる。





・・・転校生を迎える時のテンションってこんなものだろうか。


どんなクラスメイトかを想像すると、ちょっと逃げ出したくなった。


てゆうか逃げよう、うん。


"仲良く"とか絶対無理だわ。





そう思って1歩踏み出した時、


担任
じゃ、じゃあ入って来てください



そんななよっとした声が聞こえた。


その言葉と共にシーンと静まりかえる教室。


さっきまで騒いでたのが嘘のようだ。





U
U
(騒いどいてよ!逆に入りにくいじゃないの!)



でももう、逃げるタイミングは逃してしまっているのだから、入る以外に道はない。


1度だけ目を強く伏せる。





大丈夫。


誰にも近寄らなければいい。





すっと目を開いて、目の前にある扉に手をかけた。




















Next➥