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第21話

🖤
ホームルームが始まっても、教室にいる生徒の数はそんなに増えなかった。みんなただのサボりだろうけど。


そういえば、あたしの前載せ気に入るはずの彼もみえない。


仮にも生徒会役員がサボってもいいものなのか。


ま、しょせんは人気投票だし。


そんなことを思っていると、


担任
あ、一限目は集会に変更です。体育館に移動してくださいね



担任の頼りない声が聞こえた。


女
え〜ダルい〜。今日スッピンだからやる気出ないの〜
女
シンちゃぁ〜ん、サボってもいっしょ?



あちらこちらで聞こえるブーイング。が、


担任
なんでも生徒会が開く集会らしいですよ



その一言で態度をガラリと変えた。


女
ちょ、メイクしなきゃ!ミカ〜!つけまのノリ貸して!!
女
私今日ちゃんと盛れてないのにぃ〜!!誰かアイロンもってない〜?!



何故か急にメイクやら髪やらを気にし出すギャル達。


それはもう"なぜ?"と聞きたくなるほどだ。


男子も心なしかテンションが上がってる気がする。


担任
50分ですから、皆さん遅れずに体育館に集合してくださいね
女
「「「「はぁ〜いっ」」」」



どこの優等生よ、貴方達。





そよそよと、開いてる窓から緑の風が入ってくる。


ふと、見下ろした裏庭を歩いているのは私の前の席の奴。


そういえば、私は副会長になったけれど今日の集会のことなんてまるで聞いてない。


奴は心なしか忙しそうに見えるのに。


まぁ、昨日いきなり副会長なんてものになったのだから、何も知らなくて当然か。


学校のことすらよく知らないのに、彼らも私に何か仕事をさせようとはおもわないだろう。

私にしても仕事がない方が楽でいい。


ふあ、と欠伸を1つすれば、集会が始まる5分前だと気づく。


教室内が静かだったのはもうみんな移動して居ないのか・・・。


とろとろと席を立って、体育館を目指して歩く。


なんだかんだ言いつつ平和だ。


誰も話しかけてこないし、近寄ろうともしてこない。


ずっとこんな状況が続けばいいのに、と願った思いが。


儚く消えていくのはもう少しあとの話。



















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