「じゃあヌナ!身体に気を付けてね!」
「また会いましょう!」
「ジョングガ、ちゃんと昼前までにはこっちの部屋に戻って来いよ~」
『みんな昨日も今日も本当にライブお疲れ様!最高だったよぉ!ゆっくり身体を休ませてね』
「はーい!ヌナもゆっくりしてね~」
24時回る前に防弾少年団のメンバーは
二人の部屋から退散した
ドアが閉まった瞬間
ジョングクはため息を吐く
「ヒョンたち、部屋汚していったなぁ~w」
『あれだけ食べ飲みしたらねw』
あなたは簡単にゴミを集める
するとジョングクはあなたを後ろから抱きしめる
「あなた、それは後でいいから」
『んー?これだけ…』
「ヌナ早くこっちきてよ」
急にスイッチが入るジョングクの甘えモード
最高に可愛くて、焦らしたくなっちゃう
あなたは振り返ってジョングクと向かい合う
「本当今日のヌナ…綺麗だ…」
『へへ…私も頑張ればこんなもんよ』
「これからは俺に会うときは頑張って」
『ヤー!それってどういう…』
「冗談w冗談w」
ジョングクはあなたをぎゅーとする
「あなたはいつでも可愛いよ…」
ジョングクはあなたにキスをする
深く長く甘く
『んっ…』
「はぁ」
『ジョングク…』
「やっと二人っきりだね」
ジョングクはそう言って手を引く
その先はベッドルーム
ベッドの上に二人で座る
「今日…ライブ前に来てくれなかったね…」
『え?だってまた…』
「うん…あなたに会って充電したかったのに…」
『トイレで?何言ってるのよ!あれはもう…』
「うん…だから今日はその分あるから」
『え?』
「覚悟してね。ヌナ」
ジョングクはニヤッを笑うと
あなたに噛みつくようなキスをした
『んっ…グク…』
二人はキスを交わし合う
激しくもあなたを優しく抱きしめながら
何度も角度を変えてキスを落とす
「はぁ…あなた。好きだよ…」
『うん…』
「ちゃんと伝わってる…?」
ジョングクは向かい合ってるあなたを膝の上に乗せる
『うん!伝わってるよ!私のは伝わってる?』
「ううん」
『え!』
「伝わってこない」
『なんでよー』
「もっと愛情表現してほしいなぁー」
『日本人のアラサー女子には難しいんだもん…』
ジョングクはあなたの頬にキスをする
「素直なあなたがもっとかわいいなぁ。意地張ってるのもかわいいけど」
ジョングクはそう言って自分の頬を指さす
「あなたのしたいようにしていいんだよ?」
5歳下とは思えない余裕さ
もう私は我慢できないというのに
『…恥ずかしいから目瞑ってよ』
ジョングクは「んー」って嬉しそうに目を閉じる
あなたはジョングクの頬じゃなく
唇にキスを落とす
ジョングクは嬉しそうに目を開ける
「あなた…大好き…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。