第45話

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2022/01/31 02:51


二人はベッドルームにある大きなソファーで

くっついて座っていた



大きな身体のはずのジョングクは

しっかりとあなたの身体に身を寄せて小さくなっていた



あなたは優しくジョングクの頭を撫でる





『今日は本当にお疲れ様…』





「うん…頑張った…久しぶりの日本でのライブ嬉しくて」







今日昼頃、トイレで会った時も思ったけど

ジョングク、痩せたなって感じた



それぐらいトレーニングやライブ練習で

たくさんのエネルギーを使っていることが分かる





『うん…本当かっこよかったよ…』





「あなたにそう言ってもらえたら…明日もっと頑張れる」





『それ以上頑張らないでw身体壊れちゃうからw』





そういってあなたはジョングクを抱きしめる







「…はぁー。あなたとまたこうやって過ごせれるなんてなー」



ジョングクはニコニコしながら言う





『え?なに?信じられないの?』





「会うことが難しいからさ…。たまに本当限界くることがある…」



ジョングクの言葉にあなたは目を丸くする





「何も考えずに飛行機に乗って日本に行こうかなって何度思ったことか…」





『なにそれw可愛いなー』



「本気だよw」





ジョングクは思い出したように携帯を出す





「そうそう!あなたには直接会ったときに話そうと思ってたんだけど」



スマホを操作してあなたに画面を見せる





「あなたに会えなくて寂しいから、新しい家族を迎えたよw」





そこには、小さな茶色の子犬の写真が



あなたは見た瞬間、高い声で叫ぶ





『可愛いーーー!え!なに!?子犬飼ったの!?』



ジョングクからスマホを奪い取って、その子犬の画面に張り付く





「ww可愛いだろ?寂しいからってのは流石に冗談だけど、前々から犬飼いたいって思っててさ」





『あ!確かに!昔電話で言ってたね』





「もう話してたっけ?wそうなんだよ~本当に可愛くてさ」



ジョングクは大量の写真や動画をあなたに見せてあげる





『可愛すぎる!わ~~!私も家族ほしい~~!!』





「この子はあなたの家族でもあるじゃん」





サラリと爆弾発言するジョングクをあなたは思わず二度見する





「え?どした?」





『いえ。なにも…///』





あなたはスマホの画面に目線を戻す





『名前なんていうの?』





「BAMって言うんだ」





『可愛い名前~~』





「早くあなたにも会わせたいな…」





『うん!グクじゃなくてバムに会いに行くわ!韓国に!』





「おいww!」





嫉妬したように口を尖らせる



『wwうそうそ!』









二人の時間はゆっくりと流れるが

もう22時を回りそうだった





『グク、そろそろ部屋に戻らないと』



「ヤダ」



『寝るのは別の部屋にしようって決めたじゃないw』





この部屋はジョングクが取ってくれた部屋だけど

ちゃんと仕事の部屋に彼を戻さないと



今この時間もきっと彼らにとっては≪仕事≫の最中のはず





『グクーー…』





「そんなに早く帰ってほしいのかよ、あなたは」





『そんなわけないじゃんw』





「あと少しだけ…」



ジョングクはそう言ってあなたに優しく口づけする





あなたも目を閉じてジョングクのキスを受け入れる





少しずつキスが深くなる





『ジョングク…もう止められなくなるから…』



両手でジョングクを優しく押す





「なに!?もう今日は俺の事満足しちゃったの!?」





『え!なんでそうなるの?』





「せっかく二人でいるのに…。まだなんで素直になれないの?あなた」





ジョングクの言葉に思わずあなたは、口をパクパクさせる

なんでこんなにお見通しなの?w





『…だってジョングクには仕事第一で動いてほしいんだもん…』





「…なんで?」





『私がジョングクの仕事や人生の邪魔になりたくないんだもん…』





あなたの言葉にジョングクは嬉しそうに吹き出す





『ちょっ!!私は真剣に話してるのに!』





「真面目すぎるだよ~俺の仕事に関するとあなたはw」





『真面目にもなるわよ!世界のアイドルのジョングクの代わりなんて誰も居ないんだから…』



ジョングクはあなたのほっぺをつつく





「あなたの代わりだって、誰もいないよ?」





ジョングクはつついたほっぺにキスをする





「あなたが俺の邪魔になるわけないでしょ?いい加減自信持ってよ。俺の彼女として」



『ジョングク…』





「付き合う前のあの自信のあるあなたが好きなんだよ?俺はw。堂々としているあなたに戻って。そしてもっと素直に甘えてほしいし、わがままも言ってほしいんだよ?」



ジョングクは優しく微笑む





本当は行ってほしくない

ここにいてほしい





そうしっかり伝えていいってこと?



わがままで独占欲の強い女にならない?





気が付いたら言葉に出していて

ジョングクは「ならないよw」って笑っていた





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