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2018/05/30

第2話

2
裕也「よ、かりんとう」

花梨「かりんとうじゃないです、佐々木先輩。」



放課後、写真部の部室へ行くと、後ろから背の高い佐々木裕也先輩が私の頭の上にポン、と手を置いた。



花梨「てか、なんでかりんとうって呼ぶんですか」

裕也「いや、お前が呼び捨てされるの嫌いって言ったんだろ」



中学校のころいろいろあって、私は呼び捨て、特に苗字を呼び捨てされるのが苦手だった。



花梨「いやだからって下の名前であだ名つけなくても....」

恭也「何話してるんですか、かりんとうせーんぱいっ!」

花梨「....恭也くん」



私の肩をポンと叩いて、キラキラスマイルで話しかけてきた私と同じくらいの背丈のこの子は、佐々木恭也くん。

佐々木裕也先輩の弟だ。



恭也「はいっ!恭也くんです!」



そう言って、ニコッと笑い敬礼している姿を見ると、やっぱり可愛いな、と思わず顔が綻んで「かりんとう先輩」と呼んでいるのも思わず許してしまう。



裕也「おい、あほ二人、いい加減ニヤニヤするの止めて部活はじめろ」

花梨「あほじゃないです!それに、ニヤニヤしてないですから!」

恭也「そうだよ、ゆうにぃ!」

裕也「じゃあ、チビの方が良かったか?」

花梨「そう言う問題じゃないです!💧」



こんな感じで弄られるのが、日常だ。

でも私は、この雰囲気がとっても好きだ。