第2話

名前は……«テオくんside»
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2018/05/01 12:59
俺は毎日、不思議な夢を見る。
その夢の中には、俺含めて4人の人がいる。
その中で、俺はとても気になる人がいる。
眼鏡をかけていて、サラサラな髪が特徴。すっごいふわふわしてそうな男の子。
俺はその子に、思い切って声をかけてみる。
テオくん
…あの!
???
……あっ…なんですか…?
声をかけると、その子は俺の方を向いた。
目がくりくりしてて、とても可愛らしい子。
テオくん
えっと…名前…。
君の名前…教えて貰ってもいい…?
あっ、俺は寺島テオって言うの!
???
寺島テオ…さん……?
僕の名前は…
じんたん
藤枝仁…っていいます…
藤枝仁。
それが彼の名前らしい
俺は堅苦しいのが嫌いなので、仁くんにこう言った。
テオくん
藤枝仁…仁…じんたん…
あっ!じんたん!
仁くんのこと、じんたんって呼んでもいい?!
じんたん
う…ん…?あだ名……?
僕嬉しいです…!ありがとうございます!寺島さん!
彼は笑顔でそう答えた。
テオくん
じ、じんたんも!
タメでいいのにー!
あっそうだ!じんたんさ、俺のあだ名考えてよ!
じんたん
寺島さんのあだ名……?
うーん…無難にテオくん……とか…?
『テオくん』
みんなにいつも呼ばれてるのに、じんたんに呼ばれると……
こんなにも嬉しくなるのはなんで………?
テオくん
テオくん!!
すっごいいいね!
ありがとうじんたん!
じんたん
ううん…!!
僕も寺j……テオくんにつけてもらったの…嬉しい!!
……あれ…?
俺……なんで……







こんなにドキドキしてるの……?



byりぃり

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