第13話

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2020/03/22 00:00
有一郎がお館様と話しているとき。

私は帰っていなかった。

お館様のお屋敷の庭にいた。

蟲柱様と風柱様、蛇柱様に恋柱様、岩柱様も。

よく見ると離れたところに水柱様がお二人と

雪柱様もいらっしゃる。

(今の柱、増やしすぎて11人います。)


見られた、見られてしまった。

ものすごい怖い顔して不死川様がこっちみてる。

風柱「お前、誰だァ」

よし、取り合えず挨拶しなければ…

いつもしのぶ様にするようにさっと膝まずく。

あなた「おはようございます。
     風柱様、蟲柱様、蛇柱様、恋柱様
     岩柱様。」

雪柱と水柱は遠いから、いっか、、、

風柱「お前、さっき時透と一緒にいなかったかァ?」

しまった、見られてた。

風柱「お前ェ、鬼殺隊じゃないのかァ?」

あなた「・・・」

しまった、なんとも言えない、

一応お館様の元についているのだけど、

私は鬼殺隊の隊服きてないし、

日輪刀も持ってないの、

隠の隊服も着てないし。

ここで「はい!鬼殺隊の1隊士です!」

なんて言って信じてもらえるのか?

あぁ、なんかみんなの視線が痛い痛い!

風柱「なんとか言えやァ」

あぁ、ダメだもう、

風柱の青筋が増えた、気がする。

てか顔こわっ…。

あぁ、こんなに柱がいたら逃げられないわ。

私はここで死ぬのね、

ごめんなさい有一郎くん。

たぶんもう会えない、さようなr…

霞柱「僕が何」

思わず顔をあげてしまった、

あなた「か、霞柱様…おはようございます。」

あぁ、この人か、

この人があの日の白色の着物の男の子か。

知ってるよ、うん

でも、本当にそっくり。

風柱「あァ?なんだよ、いたのかよォ
   さっきこいつがお前を背負って
   お館様の屋敷に入ってたんだがよォ、
   お前どこから出てきたんだよ」

霞柱「僕今来たんだけど、あとうるさい」

あなた「申し訳ありません、霞柱様
     私はこれにて失礼させていたd…」

ご息女様「お館様のお成りです。」

柱の方々が一斉に膝まずく。

てか、いつ来たんだよ、霞柱と炎柱と音柱。

私も膝まずきたい、

しかし直射日光が、、痛い。

だから、失礼承知で私はダッシュ。

私を押さえつけようとする風柱とか風柱とか風柱とか

がいたけど、私すばしっこいのでスルー。

近くの木陰でお館様に膝まずいた。

お館様「おはよう私の可愛い子供たち。」

雪柱「おはようございます。お館様」

今日の挨拶は真菰ちゃんらしい。

あぁ、今日柱合会議なのか…

聞いたことしかなかったんだけど

本当にやってるのね、

あー、、いつ帰ろうかな、、。


今日の夕飯は何にしようかな、

もう有一郎くんはいないから、自分でしなきゃね。

なんか、うどんが食べたいな。

よし、夕飯は鮭の塩焼きにしよう!((

あっ、しまった、帰ったら洗濯もしなきゃ。

洗濯はさすがに他人(しかも男の子)に

させるわけにはいかず

自分でしてたんだけどさ、

やっぱり面倒くさいからかなりためてたのよね。

いい加減洗濯しないとね…

そうだ!

庭になんか花を植えよう!

一人で暮らすとやっぱりさみS

(ゴツン

あなた「いたっ、」

なんか、小石飛んできたよ

急いで顔をあげると

お館様も柱の皆さんも、こっちを凝視していた。

霞柱「お館様の話を無視したらダメだよ」



えっ、、?

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