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2019/10/29

第12話

12  🔪
あなたside
井上「人を、遠ざける・・・・・?」


『うん・・・・・・』


高橋「どういうこと・・・?」


『私も、あんまり、理解、してない・・・』


橋本「・・・・・」
ナデナデ
『やめて・・・・・』


橋本「こういうときくらい、甘えて」


『・・・・・』
私は言い返すこともできず、

涼の胸に顔を埋めるうずめる

もぅ、誰にも甘えないって思ってた・・・。

だって、厳しくされてたから。

おじいちゃんとおばあちゃんに・・・。
猪狩「優斗・・・・・」


高橋「ん?」


猪狩「1回帰した方がいいんじゃない・・・?」


高橋「は?」


『蒼弥・・・・・?』


猪狩「あ、いや、何でもない。ごめん」


高橋「そ・・・」
蒼弥、急にどうしたんだろ・・・・・。

何で1回帰そうとか・・・・。

でも、着替えとか取り行きたいから、

1回だけくれるとありがたいけど・・・。

今、何時だろ・・・・。

20時34分・・・・・。

おじいちゃんたち来る時間・・・・。

帰らなくて良かった・・・・。
作間「あなた、寝てない?」


『寝てない。考え事・・・』


作間「そう」


『あ、』


井上「ん?」


『理由、わかったかも・・・・』


橋本「え?なんの理由?」


高橋「本音のこと?」


『うん』
あんまり覚えてないけど、

何となく思い出した・・・・・。

気がする・・・・。

気がするだけだから、

合ってるかどうかわかんないし

うまく言えるかどうかもわかんないけど、

とりあえず言ってみよう・・・・。
『言われたのがね、
 私が3歳のときくらいで、
 一番よくしゃべる時期に言われたんだ。
 ほら、幼いときってさ、何も考えずに、
 思ってること素直に言うでしょ?
 何も考えずに本音ばっかり。
 それでね、思ったこと、
 なんでも言うタイプだったから
 おじいちゃんとおばあちゃんに
 色々言ったことがあるんだよね。
 今は言った内容全然覚えてないんだけど、
 それで怒って、
 その言葉言ったんだと思う・・・。
 それからずっとその事守ってきて、
 感情なくして本音も言わなくなった・・・・・』
あんまり、はっきりと覚えてないけど、

確か、こんな理由だった気がする。

パパとママより厳しい人たちだった・・・。

一人暮らし始めても、

毎日私の家に来て色々文句言うし、

「しっかりしなさい!!」って毎回言われる。
井上「あなた、!」
ギュッ!!
『え、ちょっ、瑞稀・・・』


井上「・・・・・・・グズッ」
え、な、泣いてる?

なんか、泣くところあった・・・?

てか、何で瑞稀が泣くの・・・。

私まで、泣いちゃうじゃん・・・・。
高橋「あなた、話してくれてありがと」


『・・・?何、を・・・?』


高橋「感情なくした理由みたいな・・・」


『あーね・・・』


橋本「俺ら、もっとあなたのこと知っていく」


猪狩「そうだね。まだ知れてないところが
  多いからね」


作間「また、話せるようになったら話してよ」


『うん。気が気だったらね』


井上「絶対話せ・・・」


『そんな泣いてるやつに言われたくないわ』


井上「うるせぇよ、泣いてねぇよ・・・」


『はいはい』
はぁ・・・。

こいつら、案外いい奴らじゃん。

何で人殺してんの。

その理由もいつか絶対聞くからな。