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2019/09/25

第10話

10  🔪
あなたside
『ん~・・・・!』
・・・・・ここ、どこだっけ?

あー、そうだ。私、誘拐されたんだった・・・。

優斗、涼、瑞稀、蒼弥、龍斗。

この5人に会ったんだよね・・・・・。

みんな、幸せそうだったな・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・はぁ。
橋本「あなた~?起きた~?」


『・・・・・・・』


橋本「あなた?」


『ハッ!あ、涼・・・・・』


橋本「どうした?なんか、変な夢見た?」


『何もない・・・・・』


橋本「ホントに?無理してない?」
涼が私のおでこに触れようとする・・・
『ッ触んなよ!!!』


橋本「え、ごめん・・・・・」


『ッ!!!ご、ごめん!!』
私、最低だ・・・・・・・。

せっかく涼が心配してくれたのに・・・・・。

最低、最低、最低!!!!
タッ
橋本「あなた!?!?」
ごめん、ごめん、涼・・・・・。

私やっぱり最低だよ。

今まで人と関わったことなくて

何も考えずにこと言っちゃうから、

人傷つけちゃうんだよ。

私しばらく何も話したくない・・・・。
ガチャ
私はある部屋に入った。
『はぁ、はぁ、はぁ・・・』
何で、こんなに息があがるの・・・。

苦しい、苦しいよ・・・・・。
ヒヤッ   ピチャッ
『寒ッ・・・・。水・・・・?』
急に寒気がしてそのあとに続いた水の音。

何、が・・・・・ッ!!!

暗闇の中にうっすら見えたのは

たくさんの個体、そして真っ赤な血・・・。
『ヒャッ・・・・・』
殺された、人たち・・・・・・・・。

生で見ると怖い・・・・・。

胸にナイフが突き刺さったままだったり、

白目向いてたりとか、口から血を吐いてる人とか

そういう死体ばっかりだった。

これ、全部涼たちが・・・・・・・ッ。
『は、ははッ。今さらビビってんの?
 こうなること、わかってるくせに・・・ははッ』
わかってる。わかってる。ちゃんとわかってるよ。

これが涼たちの仕事みたいなもんなんだってこと。

ちゃんとわかってるのに・・・・・・。

てか、私こんなにビビりだったっけ?

こんなに弱い人間だった・・・・?

今まで死体とか怖くないって思ってた。

本当に殺人犯がいるなら

私を殺してって感じだった。

なのに、今はこんなに怯えてる・・・・。

こんなに、震えてる・・・・・・。

どうして?どうして私は震えてるの・・・?
「あなた!あなた!?」
この声ッ・・・・
ガチャ
『りょ・・・・・ッ』
私はうまく声が出せなかったけど、

思いっきり、涼に飛び付いた。
橋本「あなた!?!?」


『りょ、怖かった・・・・・』


橋本「ここの部屋、入ってたの?」


『うん・・・・・・』
やっぱり入っちゃダメだったよね。

ごめんなさい、ごめんなさい。

私、ホントに迷惑かけてるし、

邪魔な奴じゃん・・・・・。殺せばいいのに・・・・。