岩「ねえ、ここのチョコめっちゃおいしそう」
そのお店の名は
PIERRE MARCOLINI
『めっちゃおいしいよ』
岩「食べたことあるの?」
『あるよ』
岩「えー食べたい」
玄樹さん
ここのチョコ
恐ろしいほど高いんですよ
1粒400円くらいするんですよ
せめて、さ
『GODIVAにしよ?』
岩「いいけど」
『ショコリキサー飲みたい』
岩「何階?」
『1階』
岩「んじゃいこ」
『ん』
ー飲み終えて(雑)ー
岩「なに見に行く?」
『服?』
岩「何のブランド?」
『組曲とTOCCA』
どちらもオンワード(笑)
岩「かぐそのブランド好きだよね」
『WEGOとかが似合う高校生じゃないんですよ』
岩「かぐがそういうブランドの服着てるの見たことない」
『だってあんまり好きじゃないし』
岩「しってる(笑)」
可愛い
笑顔が
『天使みたい』
岩「へ?」
『いや、可愛いなーって』
岩「かーぐ。」
『ん?』
岩「俺だって男だよ?」
『知ってるよ?」
岩「絶対わかってないと思うけど」
岩「俺だってこれくらいするよ?」
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誤字訂正しました
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!