第30話

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2020/05/26 10:53
side岸

マネージャーの車の中でわいわい騒いでた俺ら

かぐの家の近くまで来たとき

 『あ、冷蔵庫ほとんど何も入ってない』

マネ「あ、じゃあスーパー寄る?」

 『おねがーい』

マネ「うぃっす()」

廉「えーはよ帰ろーやー」

海「カイも早く帰りたーい」

いやいや、かぐの家はあなたたちの家ですか?!

 『じゃあ鍵渡すから先帰ってて』

神「じゃあ俺らも行こうか」

岩「うん」

平「帰ろ帰ろ」

 「じゃあおr…『岸くんは一緒に買い物しよ』

 「おう」

平「じゃああとでねー!」

と、5人に車から見送られ

 『いこ』

俺は店内へと入っていった


 『これで5日間は買い物行かなくていいわ(笑)』

 「笑じゃねーよスッゲー重いんだけど」

 『いいじゃん筋肉つくし』

買ったものの7割くらいを俺が持って

かぐの、兄妹3人で住んでいるでっかい一軒家に着いて

かぐがインターホンを鳴らして

玄関の鍵が開けられて

そして、俺が先に家に入った…瞬間









「「「「岸くん誕生日おめでとう!」」」」

そう言って先に家に戻っていた5人がクラッカーを鳴らした




 「へ?」


神「いやー、ヒヤヒヤした!バレるんじゃないかと思って」

海「岸くん今日誕生日だって猛アピールしてたもんねー(笑)」


まだ放心状態の俺に対してそう言って安心したように笑う6人


リビングはすごいきれいに飾り付けられていて


 『朝からね、6人で頑張って準備してたの』

廉「紫耀が5個くらい風船割ったんやけど」

平「だって勝手に割れるんだよ!!」


岩「あれー、おじい泣いてるー?」

知らない間に俺の涙腺は崩壊していた

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