第3話

2話
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2021/10/07 13:34
ふと時計を見れば7時を回っている
きっと僕を呼んだ部下は今頃軍基地の裏にいるだろう
何をされるか分かってない訳じゃないど、これは僕にとって当然の報いだ。
グルちゃんに幹部の座を守ってもらってる僕は無能だから当たり前だ
ゆっくりと動きずらい足をあげて軍基地の裏に向かった
ut先生
ut先生
グァ……
部下が強く押し出した足は僕の腹を強く打つ
モブA
何くたばってんだよ!無能が!
ガスッ
ut先生
ut先生
オェッ……
モブB
汚ねぇな!
部下達は僕を殴ったり蹴ったりしてくる
モブC
はっ!所詮ヒューラー総統に立場守ってもらってる無能が!
グルちゃんの事は尊敬しているんだなと、少し安心した
僕のせいでグルちゃんが嫌われるなんて嫌やもん
休む暇なく飛んでくる拳や足は一定の痛みじゃなくて強かったり弱かったりして最高に不愉快だ
でも、ずっとやられてたせいで僕の意識は簡単にはトんでくれなくなってしまった
それをいい事に彼らの暴力は日に日に増していく
勝手に痛みに慣れた僕のせいだ
ut先生
ut先生
カヒュッ……ごめん…なさい……
モブA
ッチ、クソが、
モブC
幹部様が謝るなんていい気味だな!
モブB
また明日も来いよ!
やっと開放されたが、僕の体はじんじんと痛み動くことが出来ない
ut先生
ut先生
(また今日もここで寝て、書類出来なくて怒られるんやな)
また明日やればいいただそれだけ
僕が無能って事くらい皆知ってる
僕が出来ないのは当たり前で僕が帰って来なければ遊びに行ったとか思うだろう
ただそれだけ
それだけの事

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