第3話

朝ご飯
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2018/07/30 01:33
碧月「… ン …… あ、あれ?俺 … いつの間に寝てたん
だろ … 」
目を開けると、俺はいつの間にかベッドで寝ていた。それに身動きが取れない。ルカが俺を抱き枕にして眠っているからだ
碧月「っ … ちょ、ルカ … ! 離してよ !!」
ルカの腕の中でもがくと
ルカ「… ん 〜 …………」
少し目を開けたが、また目を瞑りさらに俺を抱きしめて二度寝してしまった
俺が恥ずか死んじゃうから離してぇ … !!
そう心の中で叫んでいた。しかし、これはこれで嬉しいと思っている俺が居る
しばらく、俺の中での格闘が続く
碧月「る 、ルカ !! 朝ご飯にしよ … ! 俺、お腹すいた
なぁ 」
しかし、自身の身が持たないと思い、なんとか離してもらおうとそう言ってみた
ルカ「… じゃあ …… ベーコンエッグ … だっけ ?
それ作って。… あ、あとトーストも」
寝起きだからいつもより低い声でそう言いながら、俺を解放してくれた
碧月「わ、分かった」
それと同時に、俺はルカから逃げるように台所へと急いだ
碧月「… はぁ ……………さて、朝ご飯作るか」
1度気持ちを落ち着かせてから、朝ご飯を作り始めた
しばらくして、出来上がった朝ご飯をリビングのテーブルに並べた
するとすぐに、ルカが寝室からやって来た
ルカ「美味しそー。もう食べていい?」
碧月「うん。良いよ」
ルカ「やった。頂きまーす」
手を合わせ、そう言いうとサクサクといい音をたてて美味しそうにベーコンエッグトーストを食べる。その姿をみて、やっぱり自分が作ったのを好きな人に美味しそうに食べて貰えるのは、嬉しいものだなぁ と思いながら自分も朝ご飯を食べた

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