第5話

ジャン【5】
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2021/04/05 12:41
その日の夕食時。

みんなが真っ暗な表情で夕食を食べている。

ジャンの姿が見当たらない。
アニ
アニ
ミーナ...
いつも怖い顔をしてるアニだけど

今日はより一層の怖く見える。
アニ
アニ
助けてあげられなくて...ごめん。
あなた

アニのせいじゃないよ...悪いのは...巨人だよ。

私たちはそれから会話せず食べていた。

ジャンは夕食の時間が終わるまで姿を見せなかった。

私はジャンのためにパンをこっそり残していた。
ジャンを探していると外から声が聞こえる。

泣いているようだ
ジャン
ジャン
マルコ...なんで...
あなた

ぁ...ジャ、ジャン...?

ジャンは驚いた表情をみせすぐ涙を拭っていた。
ジャン
ジャン
な、なんだよ。あなたかよ。
あなた

ジャン...ご飯食べてなかったでしょ。はい。

ジャンに私のパンを渡す。
ジャン
ジャン
い、いらねぇよ!てめぇのだろうが。
あなた

私は...大丈夫。食べて。

ジャン
ジャン
....
あなた

マルコのことは本当に悔しい...

あなた

でも、マルコのためにも生きなきゃ。

あなた

マルコはジャンに生きて欲しいって思ってると思うよ。

ジャン
ジャン
...お前...俺の事説教しにきたのかよ...w
あなた

い、いや!!!!!!そんなつもりは...

ジャンは私の手からパンを取り食べ始めた。
ジャン
ジャン
俺、調査兵団に入るよ...。
あなた

え???

ジャン
ジャン
ぜってぇあいつら許さねぇ。
ジャン
ジャン
マルコだったら...止めてくんのかな...
あなた

どうだろう...

ジャン
ジャン
ありがとよ、あなた
ジャン
ジャン
お前のおかげで頑張れそうだ。
あなた

う、うん!!

この時...やっぱり私はこの人が好きだ。と思った。

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