第99話

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2019/06/14 09:23


次の日は
ちゃんと起きて


会社に行って
仕事をした。



もうすぐ定時が来る。
明日は出張。




スングァン
スングァン
あなたさん、明日は
頑張ってね
落ち着いて
u
u
頑張りますっ
ありがとうございます






パソコンをカバンに入れて

必要なものを忘れていないかチェック。



u
u
お先に失礼しま〜す
お疲れさまでした〜
スングァン
スングァン
お疲れさま〜
会社の人たち
お疲れさま〜
会社の人たち
明日頑張ってね〜
スンチョル
スンチョル
あ、あなたさん



「ちょっと」

と呼ばれて一緒にオフィスを出て
廊下に止まる






スンチョル
スンチョル
明日迎えに行くから
u
u
え、、あ、私、、
電車で行こうと思ってて、、
スンチョル
スンチョル
結構遠いし、、
そっちの方が疲れちゃうから
スンチョル
スンチョル
迎えに行ってもいい?
u
u
じゃあ、、お願いしますッ
スンチョル
スンチョル
はーい
じゃあ明日ね
u
u
お疲れさまでした、、


そういえば、
準備をしていない。



急ぎ足で帰る前に
近くのデパートで
必要なものを揃えて帰った。













u
u
ただいま〜


ドアを開けると
部屋は真っ暗。






u
u
あれ、、まだ帰ってないの?



いつもは私が後なのに。





まぁいっか。
と、スーツケースに
荷物を一応、最小限にして
詰め込んだ。










ピーンポーン



u
u
帰ってきた帰ってきた




ドアを開けると

寂しそうな表情の彼だった。





u
u
おかえり、、!
遅かったね
ミンギュ
ミンギュ
だって明日からあなたいないから、、
時間が遅くなればいいのにって
思ってたら、ゆっくり帰っちゃって、、
u
u
でもそれって、早く帰ってきて
一緒にいた方がよくない?ㅎㅎ
ミンギュ
ミンギュ
早く帰ってくればよかった、、
u
u
まぁ、いいじゃんㅎ
まだ早い方なんだから



彼の手を引いて
リビングへ向かった







ご飯をたべて

お風呂に入って


彼はベッドに転びながら

スーツケースに入れたものを
確認している私を見つめている。


ミンギュ
ミンギュ
もう寝ない、、?
u
u
もうちょっと待って、、!
充電器と、、下着と、、
ミンギュ
ミンギュ
派手な下着はダメだから!
あの赤のやつとか、、
u
u
な、なんで知ってるの?!
ミンギュ
ミンギュ
洗濯してるんだから見たことあるよㅎ
ミンギュ
ミンギュ
とにかく、派手なのはだめね、、!
u
u
わかったわかったㅎ
u
u
でも、きっと1人部屋だし
大丈夫だよ?
ミンギュ
ミンギュ
いつなにがあるか
わかんないんだから




準備が終わり

彼の入っている布団に私も入った。





そっか、
明日は冷たい布団に入るのか。












明日は別の
温もりに包まれることも知らず











私は彼に抱きしめられながら
明日が来るのを待った。



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