第93話

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2019/06/10 13:05


額に手を当ててみると




u
u
下がらないね〜
ミンギュ
ミンギュ
あなたごめんね、、、
u
u
なんで謝るの?
ミンギュは何もしてないでしょ?
u
u
しっかり休んで早く元気になって?
u
u
それだけでいいからねㅎ
ミンギュ
ミンギュ
あなたっ、、!



私の名前を呼び放って
私に抱きついた




u
u
どうしたの?ㅎ
ミンギュ
ミンギュ
お願い、、だから、、
そばにいて?、、ね、、?
ミンギュ
ミンギュ
どこにもいかないで、、




何かを悟ったのだろうか。








とても必死だった。





u
u
私はここにいるよ?
u
u
ほら、私の顔見て?


彼の顔に手を添えて
こちらを向かせると


寂しくて。


不安で。



そんな表情だった。










u
u
ミンギュのあなたはここにいるでしょ?
u
u
どこにもいかないよ?




急に泣きそうな顔になるから
こちらが余計心配になる。





ミンギュ
ミンギュ
あなた、誰にも渡さないからね





急に目つきが変わった。




ミンギュ
ミンギュ
部長にも
ヒョンたちにも
u
u
ん?
ミンギュ
ミンギュ
もう、絶対だから、、!
u
u
熱上がった?
ミンギュ
ミンギュ
そんなのじゃない
ほんとだから




私をもう一度強く抱きしめて
キスをした。






u
u
んッ//ミンギュッ//うつるからっ
ミンギュ
ミンギュ
うつってもいいでしょ?ッ//
好きだから大丈夫ッ//チュッ



変な言い訳をされながら
彼に飲み込まれていく。




u
u
ッ//みんぎゅってばッ//
ミンギュ
ミンギュ
ほら、いつもの言ってッ?//
ミンギュ
ミンギュ
言ってほしいッ//チュッ//
u
u
んッ//きむみんぎゅッ//チュッ、あッ//




最初は今にも泣きそうな
子犬のようだったのに







全然違う。








ミンギュ
ミンギュ
いいね//すき//



ポかポカポカと
彼の頬が赤くて

目はうつろ。



熱が上がったのかな?







u
u
ミンギュ、お風呂は?
ミンギュ
ミンギュ
あなたが帰ってくる前に入ったよ
u
u
よし、もう寝よっか
ミンギュ
ミンギュ
今日寒いから
くっついて寝よう?いいよね?




自分の欲求か、



熱が出てるから寒いのか、




どちらを信じようか。









u
u
いいよ
ミンギュ
ミンギュ
たくさん愛してあげる




やっぱりね。








u
u
甘えようかな
ミンギュ
ミンギュ
え?いいの?








その日






私は、私の意思を持って




彼に身体を預けた。










適当に生きる。




そう決めたんだ。









彼に愛される。








それだけでもいい。







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