第167話

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2019/08/27 12:44
息を潜めて。






ガチャ  とドアが開く。



サランさん、
おじゃましまーす




ドアに耳を当てて


会話が聞こえる。





ウジ
ウジ
なんですか
サランさん、
あの女とは会ってない?
ウジ
ウジ
昨日の今日で会えるわけないでしょ
サランさん、
ならいいけどㅎ
サランさん、
ほんとに覚悟しとかないと、、、
ウジ
ウジ
覚悟しとかないと?ㅎ
ウジ
ウジ
面白い
ウジ
ウジ
あんたには関係ない
サランさん、
なんなのよ、、、
サランさん、
知らないから



こんな所にいる自分が

ソワソワしてきた。







サランさん、
あ、そうだㅎ
サランさん、
ここの部屋に入りたいの



コンコンコンとノックをしたのは



そう。作業室。




ウジ
ウジ
そこはだめだ、
サランさん、
誰も入ったらだめなの?
ウジ
ウジ
いや、、
どうしよう。
サランさん、
私を一番にしてよ






勢いよく開けられた。




ドア。





彼女は笑顔だった。









サランさん、
玄関の靴くらい片付けたら?ㅎ



心拍が上がる。






ウジ
ウジ
なんでいるの、、?


彼は切ない表情だった。




スニョン
スニョン
ウジ、、ごめん、、
俺が呼んだんだ、、
u
u
スニョンは違うよ、、
サランさん、
まぁ、いるのはわかってたから
サランさん、
どうして欲しい?
あなたの前で私は彼となにをしようか?



彼女は彼に近づいて

抱きついた。





ウジ
ウジ
ちょ、、、
サランさん、
どう思う?ㅎ
u
u
、、、、、
ウジ
ウジ
離せッ、、
サランさん、
なんでだろ、、ほんと、、
見てるだけで腹が立つ、、



彼女は私に近づいてくる。



u
u
だめ、、!
u
u
入らないで!


彼女を押し倒してしまった。





u
u
、、こ、ここに入っていいのは
おっぱだけなの!
サランさん、
あなたも入ってるじゃない、、!
u
u
今日が最後なの、、、!
ウジ
ウジ
あなた、、
サランさん、
何よ、、偉そうに






変な空気が漂う。










ウジ
ウジ
あなた、、、









私はどこかで








良い言葉を期待してしまっていた。








u
u
な、、に、、?









今日が無ければいいのに。



















ウジ
ウジ
帰って






その時の彼女の笑顔は




忘れない。









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