第135話

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2019/07/27 15:04



ちょっと軽くオシャレをした




個人的に行きたかったカフェだったから





ミンギュ
ミンギュ
お、いいね
かわいい
u
u
どうもどうもㅎ 
u
u
いってきまーす
ミンギュ
ミンギュ
何かあったら、すぐ連絡、いいね?
u
u
はーいㅎ








慣れた道を歩く。



風が心地よくて、でも少し暑くて。







カフェの外から見ると



茶色くて長い髪の綺麗な人がいた。





カランコロン








サランさん、
こんにちは〜
u
u
こんにちは
サランさん、
どうぞどうぞ
座ってください!
u
u
はい、、




コーヒーを飲みながら



会話が始まった。




サランさん、
あの、、おっぱとは、、
いつから付き合ってたんですか〜?
u
u
4月の終わりごろとかですかね、、
サランさん、
へ〜
サランさん、
社内恋愛禁止なのに〜ㅎㅎ


そうだったなぁ。
それもなんだか思い出のよう。



サランさん、
で、あなたさんは彼氏、
できたんですか?
u
u
まぁ、おかげさまでㅎ 
いますよㅎ
サランさん、
そうなんですか〜!
おめでとうございま〜す




すると



カランコロン





またドアがあくと


彼女が手を振って、
その人をこちらに招いた。





サランさん、
こっちこっち〜


振り向くと、、、




u
u
え、、なんで、、
スンチョル
スンチョル
そっちこそ、、、
スンチョル
スンチョル
サラン?どうゆうこと?
サランさん、
別れたんだったら別に大丈夫でしょ?
私、あなたさんと仲いいんだよ?
スンチョル
スンチョル
そうなの?



彼は彼女と私を交互に見ながら
戸惑っている。




サランさん、
まぁ、座って座ってㅋㅋ

斜め前に元彼がいて
目の前に彼女がいて
私がいるっておかしい話。




サランさん、
おっぱ、これ飲む?
スンチョル
スンチョル
ん?ん、、あぁ、、


別に私は



何も思わない。





でも心のどこかで少し



なにか感じているものがある。



スンチョル
スンチョル
んっ、おいしい
サランさん、
えー、あなたさんの彼氏さんって
どんな方なんですか?


彼の顔が一瞬曇った。



u
u
私の彼ですか?
サランさん、
出会いとか〜
u
u
んー、隣の部屋に住んでて、、
それが出会いですかね、、ㅎ
サランさん、
へ〜、いいなぁㅎ
おっぱもそう思わない?
スンチョル
スンチョル
うん、、いいねㅎ
サランさん、
どこが好きなんですか?
u
u
ん〜ㅎ優しいくて、
時々甘えてきてかわいいんですㅎ
サランさん、
大好きなんですね〜
u
u
そうですねㅎ
サランさん、
おっぱは?私のどこが好き?
スンチョル
スンチョル
え?サランはかわいい
サランさん、
あとは〜?
スンチョル
スンチョル
ん、、あとは、、
全部大好きだよ
サランさん、
ん〜!ずるいよ〜!




はいはい。






サランさん、
だから、あなたさん、
手は、、出さないでくださいね?
u
u
はい?



カランコロン




と音が鳴る。




サランさん、
だって、、社内恋愛禁止なのに
付き合ったり、あなたさん自分勝手じゃないですか〜
スンチョル
スンチョル
ちょっと、それは違うよ
サランさん、
何が違うの?
ほんと、、こうゆう女の人が
一番タチ悪いから
サランさん、
この人はおっぱに似合わない




こうゆう展開か。


帰りたい。












おっぱに似合わなくても
俺に似合ってるんだからいいじゃん
ね?あなた?
u
u
ん?



後ろを振り向くと



久しぶりに見る彼がいた。




ジョンハン
ジョンハン
ここは俺と来ようねって
言ったじゃんか〜ㅎ


彼は私の隣に座った。



スンチョル
スンチョル
ジョンハン、、、
ジョンハン
ジョンハン
スンチョル、、久しぶり
ジョンハン
ジョンハン
あなた、ここはね
キャロットケーキがおいしいんだよ?
u
u
へ〜そうなんだ〜
食べようかな〜ㅎ
サランさん、
ちょっと、誰ですか?
ジョンハン
ジョンハン
あなたのおっぱですけど?
いつも彼女がお世話になってます



部長と彼は同級生。


彼は今、私の嘘の彼氏。






サランさん、
へ〜、、、
ジョンハン
ジョンハン
あなた、
今日はこっちに泊まりに来ない?


ガタンッ、、、!












スンチョル
スンチョル
だめだ!






店内に静かに響き渡る。







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