第140話

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2019/07/29 15:04


玄関の先の廊下で


服を脱がそうとする彼と


泣きじゃくっていた私が固まる。







サランさん、
どうゆうこと?


彼女が玄関を開けて

私たちを見ている。




スンチョル
スンチョル
サラン、、俺たち、、別れよう
スンチョル
スンチョル
あなたのことが好きなんだ
サランさん、
今、、そんな話聞きたくない、、!
サランさん、
でも、付き合ってるのに手を出す
おっぱも悪いけど、、やっぱり、、
サランさん、
あんたが1番最低ね



そう言って


靴を履いたまま


私に近づき



私は頬を叩かれた。







スンチョル
スンチョル
サラン、、!
サランさん、
やめてよ、、!
ほんと最低で、汚い、!
スンチョル
スンチョル
もういいから、、
ほんとにやめて、、
スンチョル
スンチョル
サラン、帰って
サランさん、
嫌よ
私がなんで帰るの?
なら、おっぱも帰りなよ
スンチョル
スンチョル
俺は、、帰れない
サランさん、
なんで?ㅎㅎ
スンチョル
スンチョル
彼女のそばにいないといけない、、
u
u
変なこと言わないで!
u
u
早くこの女も連れて帰ってよ、、!







急にドアが


閉まったと思ったら






ウジ
ウジ
どっちも帰れよ
そばにいるのは俺だけで十分だから
u
u
おっぱぁ、、
サランさん、
前の人が彼氏じゃないの?
u
u
あの人は違う
サランさん、
ちょっと彼氏さん、、
彼女、色んな男に手、出してますよ?ㅎ
サランさん、
早く別れたら?ㅎ
ウジ
ウジ
何も知らないくせに、よく喋りますねㅎ
ウジ
ウジ
あんたもあんただ


おっぱは彼を見ていた



ウジ
ウジ
手、出さないでもらえます?
スンチョル
スンチョル
あなたは、、お前のものじゃない、、
サランさん、
おっぱ、、それどうゆうこと?
スンチョル
スンチョル
、、俺のものだ、、
u
u
モノ扱いしないで!
u
u
もう、、早く帰って、、!



私は203に飛び込んだ。


みんなを置いて。








私だけがこんなに辛いと思っていた。




でも、彼も辛かった。


おっぱも、どこかで辛かっただろう。


そして、彼女も辛かったんだ。





ウジ
ウジ
あなた

あの二人が帰ってから





彼は帰ってきた。
ウジ
ウジ
今日仕事がなかったら、、
あんなことには、、
u
u
おっぱぁ、、ごめんね、、ッ
ウジ
ウジ
あなた、、俺は
あなたが苦しいのは見たくない
ウジ
ウジ
あの人たちになにかされるのも
嫌で仕方がないし、
あなたはモノじゃないのはわかってる
ウジ
ウジ
けど、俺のものだ、、って思う
u
u
合ってるよ?
ウジ
ウジ
えっ?
u
u
私はおっぱのものだよ
u
u
あの人のものじゃない。







好 き な ん だ




ず っ と ず っ と 好 き な ん だ 。











頭に浮かぶ

彼の言葉。






いつか絶対に忘れられる


そう思いたい日々がずっと続いている。





ウジ
ウジ
、、あなた?
u
u
ん?あ、ごめん、、ㅎ
ウジ
ウジ
そうだ
u
u
ん?
ウジ
ウジ
一緒に、おひるね、、
ウジ
ウジ
、、する?
u
u
する、、!ㅎ



彼は私が眠るまで



ずっと起きていた。





私が泣くのをやめるまで





ずっと背中を撫でてくれた。







そして私が寝てからも












抱きしめてくれていた。








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