第45話

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2019/05/23 14:31


次の日は



5:30起床。







ちょっと焦げちゃった卵焼き。



タコさんウインナー。



マカロニグラタンを小分けにして、




サラダも入れて、




おにぎりも握って、






小さなメッセージカードに




「ミンギュ

い つ も あ り が と う 。

あなた」






こっそり忍ばせて


お弁当入れにいれて、




机の上に置いておいた。
















u
u
ミンギュ〜、朝だよ〜


彼を起こしに行くのは初めて。



彼も寝起きが悪いもんだ



人の事言えないじゃんか。




u
u
ミンギュってば〜


彼を揺すって、


起こした。
ミンギュ
ミンギュ
ん、、なんか、、いいね、、
u
u
なにが?
ミンギュ
ミンギュ
起こしてもらうって。
















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ミンギュside




u
u
ミンギュ〜、朝だよ〜



夢かな。


彼女の起こす声。





なんか、いいなぁ。



この感じ。






彼女に起こしてもらったのは


初めて。







重たい体を起こして



朝ごはんを食べる。





机の上には


いつものお弁当入れ。






そうだ。今日は




中身が違うんだ。




彼女が作った





愛 妻 弁 当

とでも言ってしまおうか。









出勤して、昼が待ちきれなかった。








お弁当入れのファスナーをあけると




メッセージカードが一枚。




「ミンギュ

い つ も あ り が と う 。

あなた」





お弁当を開ける前に


お腹がいっぱいになりそう。





開けてみると、すごいおいしそうだった。





いや、美味しかった。





ちょっとだけ、焦げた卵焼きも


とっても美味しかった。







たまには作ってもらおうかな。






今日の昼休憩は






特別な昼休憩だった。





心の片隅で、






あ の 男 に は 渡 せ な い な 。









渡 し た く な い 。








そう思っている。






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