小さなカフェで
コーヒーを飲んだ。
そのまま小一時間喋って
あっという間に自宅前。
そして18:00
ガチャ
お風呂に入って
いろんなことを考えた。
だってさ。
どうしようかな。
あの人、私をどうしたいの?
自分もお風呂で言ってみる。
誰の前でも言ってもいいような
人がいい。
あなたはいけない。
付き合うなら、、、、
そんなことを言いながら
お風呂を済ませた。
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スンチョルside
ずっとかけてた。
もう無理だと思ってた。
諦めないっていい事だな。
彼女が電話にでてくれた。
「もうかけてこないで」って。
でも、一番伝えたいことだけ伝えた。
「愛してる」って。
我慢がきかなくなった。
彼女の顔が見たい。
声を聞きたい
会いたい。
そう思って車を走らせると
彼女に似ている人が
隣の運転席の人とおそろいの服を着て
かわいらしい笑顔で。
俺以外に見せないで欲しい笑顔だった。
明日は仕事。
やっと彼女に会える。
社内恋愛がいけないのに
それを内緒にして
あなたと付き合ったのは
ちゃんと理由があるんだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。