夜は涼しい。
ちょうどいい。
誰だったっけ、、
は、、は、
ハジュン?
そうそう、
その人となんで似てるんだろうね
どこが似てる?
なんかね、ほとんど似てる
顔も、声も
優しいところも全部似てるㅎ
足を進ませながら
目を合わせて喋る私に
彼もこちらを向いて、
歩幅を合わせてくれた。
そうなんだ
付き合ってるの?
痛いところを突かれた気がした。
付き合ってたよ〜
高校のときかな
事故でね、亡くなったの
あ、、なんか、ごめん、、、
いいよいいよㅎ
申し訳なさそうな表情。
それさえも懐かしい。
じゃあ、ちゃんと
お別れできなかったんだね
そう考えてみればそうだね、、
じゃあ、今
俺をハジュンだと思って
抱きしめてあげよっか
えっ?
それで、あなたの気が済むまで
抱きしめて、抱きしめ終わったら
もう俺はハジュンじゃなくて
スニョンだからね?いい?
腕を引かれ
彼の胸の中に抱き寄せられた。
そう。
抱きしめられたとき、
この高さだったな。
あなた、、、
ハジュンが
耳元で囁くよう。
うぅ、、うッ、、
寂しかったッ、、
早いよッ、、いかないでッ、、
泣いている私の背中を
ハジュンは優しくさすってくるよう。
またね、、
ありがとう、、
ハジュンのこと
大好きだよ
ううん。
大好きだった。
今までありがとう。
もう、、大丈夫ッ、、
私は彼の胸から離れた。
なんか、頑張れそう
もう、スニョンはスニョンにしか
見えないよ
だって、俺スニョンだもんㅋㅋ
そっかㅋㅋ
夜の道。
あなたが私を変えてくれた。
新しい環境で。
お酒たくさん飲もう!
お酒を買って、
帰り道。
スニョンはスニョンだ。
ハジュンの面影はない
新しい私に
出会えた。
そんな気がした。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!