目が少し腫れている。
呼ばれたのは会議室。
彼は私のメガネを取って
頬を触った。
元彼氏との会話。
こんな会話もできるようになった。
そして戻って昼休み。
彼は私の耳元で
私の隣に座り、頭を撫でた。
私は何歳児だろうか。
今日、頑張ることができて良かった。
みんなに助けられている。
ウジおっぱ。
会いたいの。
伝わって。
定時が来て
家に帰る。
もう、慣れた道なのに
今日は何だか違うような気がして。
ミンギュに連絡しておいたから、
家に帰ると、ウォヌおっぱが待っていた。
みんなでご飯を食べるのも、
少し久しぶりで楽しい。
本当に優しい人だった。
今も付けている、
左手のブレスレットは輝きそうで
輝かない。
最初は冷たい人だと思っていた。
でも、時々甘くなって。
それはそれはかわいかった。
彼との思い出は
昼寝。
あの温もりが好きだ。
今も好き。
優しくて、かっこよくて、かわいくて。
こんな幸せ二度と来ない。
ドキリとした。
それは、
嫌な予感だ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。