LAから戻って来て、私は事務所に足を運んだ。
社長室の前に立つと、一気に緊張が増してくる。
私は、今まで努力してきたことを思い出し勇気を出して、社長室に入った。
失礼します。
なんか用か?
社長。今日は話したいことがあります。
脱退か?
それも関係していますね。
いくら何でも、すぐに『脱退』の言葉を出すとは…
社長は、まだ私のこと認めていませんか?
な、なんでだ?
分かるんです。社長は私と話すときとても嫌な顔で喋ってくるので…
まぁ認めてはいない。
普通にメンタルがえぐられる…。
理由はなんですか?
そ。それは…
ただ単に嫌いってことですか。
まぁ。それもある。
社長。酷いです。心が痛いです。
私を脱退させるためにスボジュオンニが?
そうだ。
私は、涙を我慢した。
すると、急にドアが開いてメンバーが入ってきた。
社長。もう認めてください。
あなたが、どれだけ努力してるか分かりますよね?
あなたは、絶対に脱退させません。あいつの夢を僕達は壊したくありません。
スボジュオンニのせいで、あなたを裏切りそうになったけど、裏で必死に練習している姿は、悲しそうで見てる僕が辛くなりました。
僕も裏切りそうになりました。でも、今まであなたが努力してきたのを1番近くで見てきたのは僕達メンバーや社長ですよ?
みんなは、真剣な表情で社長と話している。
社長…。お願いです。もう私の夢を潰さないでください…
僕達からもお願いします。
みんなは、頭を下げた…
みんなッ…
分かった。あなたを認める。
ありがとうございます!
みんなが一気に笑顔になり私もとても嬉しかった。
やっと、私の夢が叶った。と思っていたのに、なんで?
また裏切るんですか?
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