私達は、沢山テレビにも出た。
そのたんびにアンチが沢山出てくる。
気にしてはいなかった。
でも、宿舎に手紙が届くようになった。
ボムギュくん💕
なんで私が現れるとみんな嫌な顔をするの?
私は、あなたの事を愛しているのに…
いつも見ているんだからね。
ボムギュくんは、朝起きるとすぐ洗面台に行って顔を洗う。
そして、朝ごはんを食べたら、ジョギングに行くでしょ?
私は、これだけあなたのことを知ってるのよ?
逃げたって無駄よ。今度のサイン会楽しみにしていてね💕
絶対、私のものにするから…。
ボムギュペンより💕
サイン会の日が来た。
警備も強化されていた。
🐶🐰🐻🐷🐱🐧
隣のボムギュオッパは、下向いて震えていた。
サイン会が始まった。
moa [あなたー!可愛いですね💕]
みんな、チラチラボムギュオッパのことを見て心配している。
クマのぬいぐるみを抱えているmoaが来た。
何故か怪しいと思った。
moa [やっと会えた💕私のボムギュオッパ💕]
moa [moaじゃなくて私だよね?]
moa [はぁ。もう。しょうがないな~…]
その瞬間、女がぬいぐるみからカッターを取り出した。
moa [これでオッパは私のもの💕]
私は、ボムギュオッパのことを手で守った。
カッターが私の手を切ったらしい。
私の手からは血がポタポタと垂れていた。
moa [キャーーーーーーーーー!!!!]
あの女は警備員に連れて行かれた。
そして、私抜きのサイン会が始まった。
は?目の前で大切な人がやられそうになったのを無視しろと?
そして、サイン会が終わりあの女は逮捕された。
ネットでは、結構有名になったらしい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。