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第7話

謝罪
あれから1ヶ月がたった。あんたが目を覚まさ無くなるのではないかと不安で仕方なかった。でも、あんたはちゃんと目を覚ました。そして優しく俺の手を握りしめた。
「佐久間…くん……」
酸素マスク越しに俺の名前を呼ぶあんた。俺はあんたの手を握りしめた。
「ごめん……ね…こんな…先生…で」
苦しそうに謝るあんたを見ると何故かポロポロと涙が出る。俺はあんたの手を握りしめてそんな事ないと首を振った。
『あんたのお陰でここまで話せるようになったんだよ…』
「でも…助けてくれた…のに……飛び降りた…」
『あれは俺が酷いことしたから…だから謝らなくていい』
医者を呼び、酸素マスクを外してもらった。あんたはゆっくりと起き上がって俺の頭を撫でた。俺はあんたの手に擦り寄る。暖かい。優しく撫でてくれるあんたの手を握りしめた。
「……佐久間…くん」
『何?先生』
「ずっとね……俺、佐久間くんの事好きなんだ。恋愛感情で…出会った頃からずっと…でもね…言ったら引かれそうだったんだ…だから言わなかったの…」
『……先生。俺も好きだよ。だから死んだりしないで?俺と一緒に居ようよ……』
そう言って擦り寄る。先生は優しく撫でてくれる。好きだと言ってくれて嬉しかった。優しくすりすりと擦り寄ると優しく撫で返してくれる。そんな先生が俺は好きだ。