溝口「ほら、お前ら荷物持ってバスから降りろ」
全員「「「はい」」」
私達は荷物を持ってバスから降りた
新崎「これで全部ですね」
京華『うん』
及川「さて…ん?」
花巻「あ、烏野のバスきたな」
私達のバスの隣にもう1台のバスが到着した
京華『烏野のバス…』キラキラ
国見「めっちゃキラキラしてる」
金田一「落ち込むよりはいいだろ」
烏野の皆さんがバスから降りてきた
田中「げぇ!青葉城西」
菅原「田中その顔やめろ」
及川「やぁやぁ烏野の諸君…って、あれ?飛雄とチビちゃんは?」
あ、大地さん!
はぁ…カッコイイ…
澤村「あー…それが2人とも1つ赤点取っていま補習中なんだよ」
東峰「1科目だけだから多分、夕方?ぐらいには着くと思うんだけど」
及川「へぇー、あの飛雄が1つ赤点って成長したねぇー」
黒尾「やぁやぁ、烏野さんと青葉城西さん。ようこそ東京へ」
あ、クロ先輩だ
LINEもそうだけど久しぶりに会うとやっぱりカッコイイ…
つか、さらにかっこよくなった気はするけど、まだあのトサカ髪なのが残念
及川「こちらこそお招きありがとうねぇ〜」
黒尾「キミが青葉城西の主将だろ?」
及川「よく分かったね〜」
黒尾「いかにも女にモテる顔だ月スポでのってたからしな。だけど遠征を部員に言い忘れたらダメだろw」
澤村「及川お前忘れたのか…」
岩泉「ん?なんで知ってんだ?」
黒尾「うちの可愛い後輩ちゃんから聞いた。てか、遠征あるの教えたの俺だから。なぁ、京華」
青葉城西「「「「はぁぁぁぁぁぁ!?」」」」バッ
何故か青葉城西のみんなが一斉にわたしを見た
京華『一斉に振り向かないでください、怖いから』
及川「ちょっと京華ちゃん!?それ本当なの?!」
矢巾「もしかして中学の先輩から聞いたってこの人なのか?」
京華『うん、クロ先輩からLINE来なかったら全く遠征の事知らなかったままだよ。クロ先輩その節はありがとうございます』
澤村「もしかして中学が東京だったって音駒中学だったのか…」
京華『はい』
あ、そういや大地さんに言ってなかったかも…
黒尾「ゴールデン合宿の時に京華に会いに行きたかったけど時間無かったからな」
京華『相変わらず私大好きですねクロ先輩』
黒尾「大好きってより愛してんだけど?」
澤村「!?」
京華『何言ってるんですか?中2病トサカパニーニ先輩』
黒尾「コラコラ、それ悪口だからね?俺、そんな子に育てた覚えないからね?」
育てたられた覚えもないけどね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!