『待って?!!』
健人「どーした?」
『明日堀越卒業式……』
風磨「それがどうした?」
『はしみず卒業だよ?!』
風磨「は?!やっべ!」
『普通に忘れてた……なんも買ってあげてないよ?!卒業祝い!』
健人「しかも来月一世と直樹もじゃね?!」
『やばいやばい…!』
風磨「今から買いに行くか?!」
『間に合わんよ?!』
健人「へーき!早く行こ!」
涼「あなたからなんも言われてないんだけど」
瑞稀「忘れられてる……?」
優斗「まぁアイツならありえるな」
涼「なんも祝われないで卒業するのかな?笑」
瑞稀「それは辛い」
涼「風磨くんとか健人くんからは来ると思ってたけど笑」
『買えた……』
風磨「ギリッギリだったな……」
健人「楽屋行くか……」
コンコンッ
涼「はーい」
風磨「卒業おめでと!」
はしみず「来た!!!!」
『完全に忘れてました』
健人「ごめん笑」
涼「風磨くんと健人くんは許します!」
『私は?!』
瑞稀「許さない」
『なんで?!』
瑞稀「色々と無理」
涼「うん。」
『ふーんじゃ山田くんの公式写真と亀梨くんの写真いらないんだ』
はしみず「許します。」
健人「チョロ笑」
涼「ありがとう!」
『はい。じゃね』
卒業おめでと!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!