〜セクゾハウス〜
『そぉ〜』
聡「ん?」
『暇。』
聡「みんな仕事だしね〜どっか行く?」
『行く!』
聡「映画とかは?」
『何見る?』
聡「ホラー映画観たいんだよね〜」
『……いいよ。』
聡「じゃあ準備しよ!」
『メイクしてくるね〜』
……ホラー?!無理無理無理!!!!!あの人知ってるよね?!私が幽霊嫌いなの!てか、聡だって嫌いだったじゃん!何ホラー映画観たいんだよね〜だよ!もう…泣く。
聡「準備出来た〜?」
『うん!』
聡「行こー」
『あ、車なのね笑』
聡「うん!笑」
『まぁいいや、乗って?笑』
聡「助手席〜」
『久しぶりじゃない?うちの車に乗るの』
聡「うん。やっぱ広いな……」
『免許取る気にはなったか?』
聡「諦めてる笑」
『優斗に超されてるやん笑』
聡「あの子は出来る子だから笑」
『まぁね笑』
〜映画館〜
『……』
聡「久しぶりだな〜ホラーとか!」
『そーだね……笑』
無理です。湊崎あなた今日が命日でごさいます。今までありがとうございました。笑
女優「やめて……来ないで!!!」
幽霊「殺してやる……!」
『……ッ』
聡「怖っ」
松島聡。お前は何故3Dにしたのだ…
幽霊「お前を呪ってやる……ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……!!!!!」
『無理無理……ッ』
松島聡を呪ってやるよマジで……w
聡「ふふっwww」
何コイツ笑ってんだよ!!!もう…まだ終わんないの……?
↑始まってまだ20分)
幽霊「あなたの腕ちょーだい……ちょーだいよ……ねぇ!!!!!」
『無理無理……!』
聡の腕を掴む
聡「大丈夫だって」
『だいじょばない!!』
聡「はぁ……」
抱き寄せる
『……ッ//』
終了
『もう行かない……』
聡「嫌なら言えば良かったじゃん」
『聡が行きたいって言うから…』
聡「だって恋愛系は嫌だったんだもん……ボソッ」
『え?』
聡「いや、別に〜、カフェでも行こうか」
『うん!』
??「あ!聡ちゃんだ!」
聡「……ッ」
『誰?』
聡「……元カノ……」
『へ?!』
寧々「愛早いよ!あ、聡ちゃん♥」
聡「行こ……ッ」
『うん……』
愛「あの子?」
寧々「そうだよぉ?別に付き合ってるわけでも無いのにプラベでもよく一緒に居て。男好きなんだよ」
愛「聡ちゃんは愛のだから……」
聡「……ッ」
『ねぇなんかあったの……?』
聡「いや……ッ」
『……帰ろっか』
聡「うん……」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!