湊「……」
松「ごめん……」
湊「私も……」
松「てかなんで言わなかったんだよ」
湊「……」
松「どんだけ心配したと思ってんの」
湊「迷惑かけたくなかった…」
松「心配かけろよ。後輩達だってそう思ってる」
湊「……」
松「……せめて俺には頼って……」
湊「……ッ」
松「健人くんや風磨くんにも言えない事俺には言って?」
湊「うん……」
松「……俺の事好きになれ。」
湊「え?」
松「アイツなんか見ないで俺だけを見ろ」
湊「……それ」
松「完璧に覚えた。雄登とも合わせた」
湊「ふふっ笑」
松「なんで笑うのさ笑」
湊「明日うちの家来ていいよ笑」
松「?」
湊「合わせるんやろ?」
松「うん!笑」
中「やっとかよ笑」
菊「……」
湊「風麿?」
菊「俺らに頼れよ」
菊「一応俺と中島とあなた同期なんだから」
湊「風麿〜!」
ギュッ
菊「おう笑」
中「ずる!俺の姫!」
湊菊「誰もお前のものになった覚えはない」
中「……( ´・ω・`)」
天「チッ」
佐「?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!