第26話

第26話
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2020/08/15 08:28
佐倉綾音
負けちゃったぁ…
あとちょっとだったのに…( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )
黒川(なまえ)
黒川あなた
うん…

本当に、あと少しだった。





残念な気持ちと同時に悔しい気持ちも
込み上げてくる。





バスケ部のことを知らずにただ応援に来た
私達でもこんな気持ちになるのなら、
本人たちの気持ちは計り知れない。



佐倉綾音
てか、壮馬大丈夫かな!?
黒川(なまえ)
黒川あなた
あっ

忘れてたっ←
慌ててコートの方を覗くも、特に重症ということではなさそうだったので良かった。







でも…









きっと壮馬は誰よりも悔しいだろうな…

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


その日の帰り。





たまたま友達と会って話していたら
大分遅い時間になってしまった。





だから偶然部活帰りの壮馬達と
合流することができた。





私はあやねるが江口くんに会うために
わざと帰る時間を遅くしたんじゃないかって
疑ってたけど。





そして
佐倉綾音
あっ拓也ぁ!!


あやねるが江口くんを見つけた瞬間
江口くんに向かって一目散に走っていった
ことでその疑いは確信に変わりました笑







あやねるは試合中、どんなに江口くんがかっこよかったかをひたすら本人と西山くんに語っている。






私たちは…
黒川(なまえ)
黒川あなた
今日、残念だったね。
斉藤壮馬
…うん。
黒川(なまえ)
黒川あなた
怪我、大丈夫だった?
斉藤壮馬
全然平気だよ
斉藤壮馬
でも、俺のせいで負けた。
斉藤壮馬
ホント、カッコ悪かったよな


壮馬が自嘲気味に言う。




私は思わず、

黒川(なまえ)
黒川あなた
そ、そんなことないよっ!
黒川(なまえ)
黒川あなた
いや、そういう風に言うと嘘っぽいかも
しれないけど本当だから!


とにかく壮馬にそんなこと、思って欲しくない。
悔しいのはもちろんわかる。




だけど…
黒川(なまえ)
黒川あなた
…いいプレー、してたと思うよ…!


責任を感じて欲しくはなかった。







もしかしたら、私にも原因、
あるかもしれないんだし…
斉藤壮馬
…ありがと。
斉藤壮馬
あのさ、

壮馬が私に向き直る。
斉藤壮馬
今回は負けたけど俺はまだ全然
諦めてないよ。
斉藤壮馬
あなたのこと。
黒川(なまえ)
黒川あなた
… うん。
斉藤壮馬
絶対、俺の彼女にしてみせるから。
黒川(なまえ)
黒川あなた
…っ!うん!


そう言われたことが、何故か少し嬉しかった。


























なんでだろう…?




















いつか、分かるのかな。

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作者
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どーも!作者です。
作者
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第26話いかがでしたかぁー?
作者
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次回もお楽しみにっ!

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