第33話

第33話
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2020/11/12 21:37
私は萌愛莉への復讐を決意した。








あんなことをしておいて、タダで済むと
思うなよ。





もうこんなくだらないこと、
終わらせてやる。




それから1週間、私は1人で計画を練り、
着々と実行への準備を進めた。





その間も嫌がらせは続き、少しずつエスカレートしていったけど復讐でアタマがいっぱいだった私には対して気にならないことだった。






そのことが、凶だったのか、吉だったのか…




私は未だに分からない。






あやねるは少し精神的にダメージを受けてるみたいで、最近めっきり口数が少なくなってしまった。















私とは違い、前まで彼氏が1人もいなかった訳ではないあやねるはそういう事にも慣れてると思ってたのにな……







よっぽど江口くんのことが好きなんだろうな……






そうやって、あやねるの事を心配して、
可哀想だと思えば思うほど萌愛莉への
怒りは、強くなっていく。







きっと自分が悪いなんて一欠片も
思っていない。





思い通りにいかないのは全て私たちだと
思ってる。







勘違いも甚だしい。








どんだけ自己中心的なんだ。







そんなことを考えながら放課後の教室で
1人、計画を練る。







この教室に通うようになってから早いもので、
もう7ヶ月。






まだ暑い日はあるものの、
暦の上ではもう秋。






私は随分性格が変わった気がする。





4月、まだ入学したての頃は内気で、なんでも考えてから行動するタイプだったのに、、




今は前と比べれば強気になったし、
ちょっと短気にもなった気がする←




きっと運動部に入ったからっていうのもあると思うけど、なにより……



みんなが居たから。



あやねるも壮馬も江口くんも西山くんも。





みんなといるのが楽しくてしょうがなかった。







「自分を変えたい。」






いつか願ったそれは、少しは叶ったのかも
しれない。




































Who?
…ちょっといい?
黒川(なまえ)
黒川あなた
、、!!



物思いに耽っていたためか、頭上から
かけられた声に体がビクッとしてしまう。






聞き覚えのある声。














黒川(なまえ)
黒川あなた
何?壮馬
斉藤壮馬
…ちょっと聞きたいことがあって。





何だろう。





心当たりを探ってみる。






まさか…………





あぁ、気づいちゃった?・・・・・・・・






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作者
作者
なんか、物語の雰囲気変わりましたね。←
作者
作者
どーも、自己最長記録を更新しました、
Aoiです。(((
作者
作者
まさか1ヶ月以上も更新しないことになるとは、私も予想外でした((ざけんな
作者
作者
まぁ、絶っっっっっっっっっっっっ対に完結はさせるので、ご安心を()
作者
作者
それでは、次回もお楽しみにっ☆

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