ー雄英ではー
相澤)じゃあ、今から個性訓練を開始する、
個性にあった地形でなくとも戦えるようにするのが今回の授業目的だ。分かったな
皆)はい!
麗日)ここって何か色んな所があるよねー。
蛙吹)確かに…湖や炎に山、本当にたくさんの地形があるわね〜。
上鳴)おぉ〜!やっぱ雄英設備やべぇなー!
切島)燃えてきたぜ!でも爆豪はやっぱ元気ねぇなー。
瀬呂)今はそっとしておこうぜ〜。
轟)ちょうど左手の方の練習が出来そうだ…。
各自、色々な思いを抱えながら訓練に挑んでいた。そこに怪しい気配が漂ってきたのを一番に感じとったのは相澤先生だった。
相澤)、!おい!お前ら一旦俺の後ろに集まれ!!
皆)?!…
爆豪)何だ…この気配、、?
相澤)早くしろ!
全員が相澤先生の後ろで息を潜めていた。そして突如として現れてきたヴィランに皆は困惑の色を浮かべていた。
切島)何で、何でヴィランがこんな所にいんだよ!
上鳴)これって、結構やばいんじゃねぇの!?
八百万)皆さん!落ち着いてください…、今は状況を冷静に見るべきです!
八百万の声により皆は冷静さを取り戻していったが、ヴィランは少しずつ動き出した。
死柄木)出迎えありがとう〜、今日はとてもいい日だな。
黒霧)慎重にお願いしますよ。皆さん、プロヒーローは一人とはいえ油断は禁物です。
皆)了解ー。
次々とヴィラン連合が姿を現してきた、
そして、最後に出てきた人物に驚きを隠せなかった人物がヒーロー側に2人いた、一方、ヴィラン連合の一人も言葉を失っていた。
爆豪)デク!お前…!
轟)緑谷!なんでお前がそっちに…!
爆豪&轟)!!?
爆豪)半分野郎、、、デクのこと知ってんのかよ…?
轟)まぁな…お前は緑谷とどういう関係だ?
爆豪)幼なじみだ、、、。
轟)、、、(もしかして緑谷が言っていた人は…)
緑谷)なんで、、。 、、轟くんは、雄英の生徒だったんだね、、
轟)緑谷…、お前も何でヴィラン側にいるんだよ!
麗日)ど、どういうこと?、、、二人ともヴィランと知り合いだったの…?
切島)どういうことなんだ!爆豪!
上鳴)教えてくれよ!
爆豪)お前らはそこにいろ!俺がデクを…そっち側から連れ戻す!
緑谷)は、、、?何言ってるの?かっちゃん、君は僕をヒーロー側に来させたいわけ?
爆豪)当たり前だろ!お前は誰よりもヒーローに憧れてたじゃねぇか!なのに何で…
緑谷)君は何も分かってないね、、、僕の希望を奪ったのはかっちゃん、君だろ?!
轟)…!やっぱり、、お前が緑谷をいじめてた奴なのか…?
爆豪)!?……どこでその話を、聞いたんだ、?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。