第3話

もしもこのふたりがあったら【Part1】
721
2021/05/16 11:50
とある店
















暁山瑞希
この服の襟可愛いけど…服の柄がいまいちだな〜…
暁山瑞希
うーん…やっぱり、自分で作った方がいいかな…
暁山瑞希
ちょっと遠くの場所に来たら可愛い服あると思ったんだけど……
暁山瑞希
はぁ…しょうがない…帰ろ…
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜


















暁山瑞希
…あはは…もしかしなくても僕今…迷子,だよね
暁山瑞希
さっきと同じような場所…ぐるぐる回ってるだけにしか感じないし
暁山瑞希
うーん…
少し唸っていたら着物を着た子を見つけた
暁山瑞希
人いる,良かった…道聞こっと
暁山瑞希
ねぇ、君、
泉鏡花
…私?
暁山瑞希
そうそう,君!
泉鏡花
何か…用?
暁山瑞希
うん…えっと道に迷っちゃって、駅を教えて欲しいの
泉鏡花
…駅の場所なら覚えてる
暁山瑞希
ほんと?
着物を着た少女に案内されながら僕は駅に着いた















暁山瑞希
ありがとう〜!助かったよ!
泉鏡花
…それじゃあ私は…
暁山瑞希
…あ、待って!
泉鏡花
…?
暁山瑞希
時間ある?この近くに美味しいお店あるみたいだから一緒に行かない?…お礼したいんだ
泉鏡花
少女は小さく頷いた
僕は少女を連れて近くのお店に足を運んだ
















暁山瑞希
君の名前を聞いていい?
泉鏡花
…泉鏡花
暁山瑞希
鏡花ちゃんか〜僕は暁山瑞希!よろしくね、
泉鏡花
…よろしく?
それから少し話をして













彼女に似合いそうな服を買った
暁山瑞希
やっぱり似合うね!
泉鏡花
暁山瑞希
あ…勝手にいじっちゃってごめんね…僕、もう行くね!
瑞希が帰った後探偵社が少し動揺してたのは知らぬこと














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