無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第2話

殲滅
───処変わって、路地裏。

真っ黒な車から降りてくる、少女と少年。


二人は暫く無言で歩いた後、歩みを止めた。

太宰 治(少年)
太宰 治(少年)
此処だね。指令の場所は
少年が声をかけるが、少女は特に気にすることも無く歩いていく。

そんな少女を見て、少年も小走りで着いて行った。
其処は、廃工場の様な処だった。

奥から愉快そうに笑う不埒な奴らの声が聞こえてくる。


そんな声が、一瞬で消えた。

───バタンという音と共に。
モブ
ッ!?!?
奴らは皆入口の方を見た。

其処には、場違いにもへにゃりと笑っている少年と、てのひらを前に翳した少女が立っていた。
モブ
!?お前等ッ!何者だッ!
奴らの一人が声を上げる。

だが、二人はそんな声を耳に入れさえもしていない様だ。
太宰 治(少年)
太宰 治(少年)
皆殺しで良いそうだよ
You(少女)
You(少女)
そう。なら...
今度は少女は無視することなく、無愛想に応えた。
モブ
なッ、何なんだ!?お前等ッ!
吹き飛ばされまた扉を見た奴らの一人が声を上げる。
太宰 治(少年)
太宰 治(少年)
ふふっ
其の時、少年は場違いな程に、

......否、

寧ろ相応しい。


真っ黒な笑みを浮かべていた───