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第20話

休憩中?
雨が降り続く中、

武装探偵社───
太宰 治
太宰 治
あ〜………
国木田 独歩
国木田 独歩
何をだらけているんだ、太宰

唸り声をあげて机に突っ伏したまま動かない太宰に、国木田は手帳でぺしんと叩く。
小さく「痛っ」と聞こえたかと思うと、太宰は漸く上半身をあげる。
太宰 治
太宰 治
だってぇ………暇なのだよぉ………
再びだらける太宰に国木田が舌打ちをしていると、その机の横へあなたが現れた。
You
You
………
太宰 治
太宰 治
おかえり、あなた。こんな雨の中、
どこに行ってたんだい?
You
You
………ちょっと外に

少し予想外の返事だったのか、太宰は少し目を見開いた後、優しく呟いた。
太宰 治
太宰 治
………そう
谷崎潤一郎
谷崎潤一郎
にしても、こんなに雨が降ってると思わずだらけちゃいますよねぇ………
中島 敦
中島 敦
それにこんな雨じゃ依頼も来ませんよぉ………
外は流石と云うべきか中々の豪雨だ。

もちろんこんな中で探偵社に依頼人が来るはずもなく、社員の谷崎と敦は暇を持て余していた。
国木田 独歩
国木田 独歩
依頼が来ないなら尚更だ。
おい太宰、この溜まりに溜まった書類をはやく片付けろ!
国木田が呆れながら机に積まれた書類を指さす。


そこには少し触れるだけで倒れてしまいそうな書類の山があった。
太宰 治
太宰 治
うぇ〜………
その山を見るなり、太宰は更にだらけ始める。
国木田 独歩
国木田 独歩
早くしろと云ってるだろう!?
与謝野 晶子
与謝野 晶子
あなた、髪がちょっと濡れてるよ。
拭いてやるからこっち来な?
You
You
………うん
柔らかそうな白いタオルを手に、与謝野はあなたへ声をかける。
与謝野 晶子
与謝野 晶子
にしても、綺麗な髪だねェ………
あなたの金色の髪を一束手に取り少し眺める。
You
You
………そう?
与謝野 晶子
与謝野 晶子
あァ、それにこの顔も。
ほんとアンタは可愛いねェ
You
You
………
そう云っている間にも、与謝野は黙々とあなたの髪を乾かしていく。
与謝野 晶子
与謝野 晶子
さて、と。終わったよ。
You
You
………ありがとう
与謝野 晶子
与謝野 晶子
大したことじゃないさ
使い終わったタオルを畳みながら、与謝野はそう微笑むのだった。
You
You
………治
髪を乾かしてもらった後、すぐに太宰のもとへ駆け寄ったあなたは、太宰へ声をかける。
太宰 治
太宰 治
なんだい?あなた
You
You
手伝う?
太宰は少し、「うーん………」と悩んだ末、自分の隣を指さし、
太宰 治
太宰 治
じゃあ、あなたは私の傍に居ててくれるかい?
You
You
………分かった
太宰は満足そうに微笑むと、

少し嫌そうに書類の山へと手を伸ばした。