外に出ると
と、言いまた抱きしめられる。
そんなお兄ちゃんに蹴りを入れる。
こうして、修徳のみんなでパーティーして
ケーキが中谷監督の顔に直撃した、
というのはまた別の話。
あの時から数年後。
私は医療の道に進み、医者になることが出来た。
他のみんなは勿論バスケットボール選手。
高尾くんと、緑間くんは、同じチーム。
いや、日本代表と言った方がいいのか。
キセキの世代の皆さん、火神さんも
日本代表。
選ばれた時は何故か私も泣いてしまった。
だって、彼氏が選ばれたんですから。
今はその皆さんが海外にて試合してるけど、
それのマネージャーの桃井さんとしょっちゅう
連絡を取り合うから。
練習風景もよく送られてくる。
私も本当は、専属医師だから着いていかなきゃ
いけなかったんだけど、
こちらで大きな仕事が入ったため、
行けなくなってしまった。
と、いうことで私は今から
その人達の試合を見る。
テレビでね。
流石に海外は行けないから。
試合の結果は、
勿論勝った。
今の日本はとても強いと噂されてる。
アメリカなどの強豪もぶっ倒す程。
黒子さんと赤司さんはいつもナメられるらしい。
だが驚かれて、そのまま倒す。
そんな感じだ。
あーあ。
そろそろ皆に会いたいなぁ。
まぁ、今試合終わったし海外だし。
会えるなんて無理か、
ピーンポーン
インターホンのボタンを押す。
宅配便?
誰からかな。
そう思いドアを開けた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。