ジャンプボールは紫原さんと緑間さん。
私が行っても良かったんだけどな。
って、たぶん同じことを考えてるであろう兄。
氷室さんによって綺麗に高く上げられたボールは
紫原さんのことも配慮して高くしてるんだろうな。
最高到達点まで上がらないとダメだからね。
そして、まぁボールは
大方予想通り
紫原さんはそのまま黒子さんにパス。
このままだとゴール前の火神さんにゴールされる。
まぁそんなの予測済み。
先制点はうちが貰わせて頂きます。
勿論緑間さんのシュートは見事に入った。
お兄ちゃんが黒子さんを撫でてる。
黄瀬さんの放つボールを受け取ったお兄ちゃん。
あ、ヤバイまずい。
あの人に持たせてはいけないんだよ!
と、動く前にあら、
赤司さんVSお兄ちゃん
両者が一歩も譲らないな。
と思ったけどニヤリとするお兄ちゃん
あ、赤司さん負ける。
簡単に抜かしゴール前に迫るけど
忘れて貰っては困る私。
まぁ、行かせないよね!
お兄ちゃんVS妹状態。
ボールはあちら。気付かないのかな。
高尾くんが後ろにいるんだから!
トンっと弾かれたボールは赤司さんの手によって
青峰さんにパス。
型のないシュート。
負けろお兄ちゃん!(笑)
深呼吸。
げ。
火神さん何て余計なことを…!
楽しくなりそうだ…!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。