第10話

9話
3,268
2019/03/10 10:57
部員
『ありがとうございましたっ!!!』
青紫 (you)
ありがとうございました、
大坪 泰介
はい、解散!
部活が先輩の一言で終わり、帰る支度をする。
みんなは更衣室にいったけど、私は汗もかいてないし、バッグを持って帰ろうとした。
高尾 和成
あれ?あなたちゃん1人?
青紫 (you)
はい、私は少しよるとこあるので。
高尾 和成
そっか!じゃあまた明日ね!真ちゃ~ん!
青紫 (you)
はい、また明日
高尾さんはそのまま緑間さんの所へ走って行ってしまった。



あれ?恨んでたみたいなこと言ってたのに、
もうあんなに仲良くなれるんだ…。
すごいな…
もう時間は夕方。
赤い空が、少しずつ紫色になる。
少し上を向いていたら。
『ドンッ!』
誰かにぶつかってしまった。
青紫 (you)
すみませ…ん…
言葉が少し濁ってしまった。
理由は見れば分かる程だ。




物凄いチャラ男オーラを出した背の高い人が目の前にいるのだから。
??
こっちこそ!すみませんっス!
青紫 (you)
…あれ?どこかで…?
うん…?見覚えあるような無いような…
誰だっけ?
??
あ、俺、モデルやってるんっすよ!
青紫 (you)
どうりで。
青紫 (you)
あ、失礼しました。では。
??
あ、え?
青紫 (you)
??何か?
モデルとか…めんどくさそう。
さっさと立ち去りたいんだけどなぁ!?
??
もしかして!
この反応は…



あぁ、思い出した。





コイツ。




黄瀬涼太だ。
黄瀬 涼太
図書委員の!
青紫 (you)
そうですが?失礼しますね。
黄瀬 涼太
つめたっ!あ…えっと…どこ行くんスか?
青紫 (you)
関係ないです。では。
黄瀬 涼太
えぇ!???あ!もしかして秀徳?
青紫 (you)
そうです💢あの、もうほんとしつこいですよ。
黄瀬 涼太
いいじゃないっすかー?
??
黄瀬、テメェ!何迷惑かけてんだよ!!💢
青紫 (you)
わ、
驚きますね。この状況…
黄瀬さんが背中に物凄いキックくらってる。
背は…そんなに大きくないけど…?
黄瀬 涼太
ぐはっ!か、か、笠松先輩ィ!?
笠松先輩
テメェ何人様に迷惑かけてんだよ!謝ってこい!
黄瀬 涼太
えぇ…
笠松先輩
じゃねーよ!見ろよ!どっから見ても困ってんだろ!?💢
黄瀬 涼太
ええぇっ!青紫っち困ってたんすか!?
いや、お前もう一回蹴り入れてもらってこいよ。
(キャラ崩壊)
青紫 (you)
当たり前です。それに加えて怒りもです。
笠松先輩
ほら!謝れ!!💢💢
黄瀬 涼太
ごめんっす!青紫っち!
青紫 (you)
一生許さないので、ご心配なく。
黄瀬 涼太
えぇ!!( ;∀;)!?
黄瀬 涼太
センパァイ( ;∀;)!!
笠松先輩
そのまんまの意味だろ?すみません、ご迷惑かけて。
青紫 (you)
あ、いえいえ!先輩でしょう?何年ですか?
笠松先輩と呼ばれてるのならきっと2年3年の人だと思う。
笠松先輩
自己紹介まだだったな!俺は笠松だ。3年。バスケ部のキャプテンだ。
青紫 (you)
え!海常の…?あ、私は青紫あなたと申します、秀徳のマネージャーです。
笠松先輩
そうか、秀徳にマネージャー…。よろしくな。きっと大会で会うだろうからその時は敵として、頼む。
青紫 (you)
はい。お互い頑張りましょう。
笠松先輩
おう。おい!黄瀬!いつまでいじけてんだ!!行くぞ!
黄瀬 涼太
だって~( ;∀;)
青紫 (you)
では、失礼しますm(_ _)m
笠松先輩
おぉ、
黄瀬 涼太
またねっス~
笠松先輩に若干引きずられてるけど…?







また、会ったなぁ…帝光の人。






大会が、












楽しみだ。

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