第8話

7話
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2019/03/03 01:33
黒子 テツヤ
ところで、それはシェイクですか?
青紫 (you)
あ、はい。そうですよ?黒子さんは?
黒子 テツヤ
僕はバニラシェイクです。
青紫 (you)
私はチョコバニラシェイクです。
黒子 テツヤ
美味しいですよね。あ、僕そろそろ行かないと…
??
おい、黒子?何やってんだよ。
青紫 (you)
急に背の高い…赤髪の男の人が。ジャージ的に…誠凛?
黒子 テツヤ
火神くん。
火神 大我
またシェイクかよ。先輩達が…って!おまっ、誰!…ですか。彼女!?
青紫 (you)
違いますよ。
黒子 テツヤ
誤解はやめてください。彼女は元帝光の人です。今は秀徳のマネージャーだそうです。
火神 大我
秀徳…?
黒子 テツヤ
もうすぐ大会って、カントクが言ってたじゃないですか。
火神 大我
あー!
青紫 (you)
火神…さん?
黒子 テツヤ
あ、すみません。
青紫 (you)
いえいえ。
火神 大我
俺は火神大我だ!…です!よろしく!
青紫 (you)
あ、はい。青紫あなたと言います。よろしくお願いします。
火神 大我
おう!えっと…何年?
火神さんが黒子さんに訪ねる。
黒子 テツヤ
同い年ですよ。
火神 大我
マジか!てか女なのに背デカくね!?師匠と同じくらいだ!
青紫 (you)
コンプレックスです。
黒子 テツヤ
火神くん。最低です。
火神 大我
え!?わりぃ!
と、私の前で手を合わせ謝罪してくる。


別にそこまで怒っている訳ではないんだけどね。
青紫 (you)
お気になさらず(ニコッ
火神 大我
お、おう、(可愛い…)
黒子 テツヤ
で、何の用ですか?
火神 大我
あ、そうだった!何か集まれとか何とか…
黒子 テツヤ
そういうのは最初に言ってください。
何か…仲いいんだね。うん。
火神 大我
わり、行くぞ!
黒子 テツヤ
では、青紫さん。また会えるといいですね。
青紫 (you)
そうですね。
火神 大我
じゃーな!
二人が去っていくのを見送ってから
私は飲みかけのシェイクをすすって飲み終える。
容器を分解して、ゴミ箱にいれて、
バッグを持って、外に出ると少し青い空と
赤みがかった空だった。
そこの間が美しく薄紫色になっていて
綺麗なグラデーションになっている。
今日は不思議な人達に会ったなぁ。
1日でこんなに会ったことないくらい。
しかも男の人ばっかで。
こんなこと人生に一度くらいかと思う。
バッグの中にある、いつもの・・・・アメを取り出して
あ、いつものとは、棒付きのアメ。
ちなみに味はみかんかオレンジかたまにチェリー。
これが美味しいく、小さい頃からいつも食べてる。
カサカサッとアメの上に被っているのをどけ、
口の中に入れる。今日はオレンジ味。
美味しい…♪やっぱりこれがないと生きてけない。
ここからのいつもの道を通って、家に帰る。
ドアを開けるとまぁ、いつも通り。












誰かがいるわけない。



兄がいたが、父とアメリカの方に行った。
父が病気のため、そちらに行った。
兄はバスケを楽しんでいてストバスをしている。
写真や、電話をたまにするので、寂しいとか
そういう気持ちはあまりないけど、
やはり帰ってきて誰もいないというのは
少し悲しいものかもしれない。
だけどもう慣れだ。


洗濯物を片付けるだとか料理を作るだとか、
ある程度は出来るし、料理は好きな方だ。
お金とかそういう問題は父が出してくれているし
困ることはない。
さて、ご飯作りますか。
今日は何にしようかな…
…とこんな感じで1日終わる。

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