沖田side
練習を始めたものの
舞台で軽い捻挫をやってたから
ちょっと激しいことすると痛くて、
お医者さんにも安静にするよう言われたけど、仕事柄無理だよねって。
なにわ男子side
沖田&恭平side
そう言い、彼女は優しく微笑んだ。
でも、どこか儚く
いつかこの世から消えていきそうな微笑みだった。
これを見ていたなにわ男子。
これを見ていたKing & Prince。
これを見ていたJrたち。
それぞれ何かを悟ったはずだ。
これはKing & Princeとしてデビューし、2年経った頃のこと。
あともう少しで、3年経つ。
そして、今から運命の歯車、最期までの時計は動き出す。
沖田の最終駅へと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。