警察までいくと本当にこの人は記憶がなくて、自分の名前も家族の名前も自分がどこに住んでいたかもわからないらしい。目が覚めたら昨日のコンビニ近くの公園にいたそう。目覚める前の記憶が一切ないらしい。別に怪我とかもないみたいで、、、。
警察には全国の行方不明者の家族が探している人と一致しないか探してもらえることになった。見つかったら連絡をくれるらしい。
けど簡単にその場で調べてもらったけど一致する人は今のところいないみたいで、、、。
いくあてのないその人は生活保護申請を受理され、SSSの無料低額宿泊所に入所することになり、警察署を後にした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!