無一郎side
しのあが来た……どうすれば…
どう対応すればいいんたまろう……
『嫌い』
その言葉がフラッシュバックする
僕は嫌われてきる
どうして嫌われているんだろうか…
嫌いなら…近づかないほうがいいよね…
〜〜〜〜〜〜〜
本当に話していない…こんなんで良いのか…?
話したい…
前みたいに
ただただ他愛もない話がしたい…
でも、しのあは僕の事が嫌い
嫌いな人とは話したくないよね
しのあside
霞柱様が全然アドバイスしてくれない…
やっぱり伸びしろがある
才能がある姉さんの方が教えがいがあるよね
しってる…
しってるよ……
これ以上私を苦しめないでよッッッッ
無表情のまま何故か涙だけが溢れ出る
嗚呼、驚いてるなぁ……
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。