「 もう . 大丈夫 か ... ? 」
あれから 何分 た ッ た だろうか .
今日 が 仕事 休 み で 良 か ッ た .
普通 なら . 今 の 時間 は 完全 な 遅刻 だ .
『 ... えへ . 御免 ネ . 変 な 所 見 せて 』
また 無理 して 笑 う 青年
何 を そ ン な に 強 が ッ て いるのだろうか .
「 無理 して 笑 う な つ ッ ただろ 」
そう 言 う と 俺 は 何時 の 間 にか
青年 の 頬 を 撫 でていた
『 うぇ ... ? 』
「 あ . ... わり ィ ... 」
ぱ ッ と 手 を 離 そう と する と .
『 お願い . 今 は まだ 離 さないで ... ? 』
ドキ ッ
何故 か 胸 が 高鳴 る のは 何でだろうか
上目遣 い で 顔 を 赤 らめた 青年 は 俺 を 見 つめる
この 顔 に この 行動 に トキめいて しま ッ たのか ... ?
___ そ ン な 事 ... ある 訳 ない よな ... ?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。