第4話

16,704
2020/02/16 10:44










ザ,ザ,ザ,

人がよく通る町並みを歩く


最近できた、新しい店に行こうと思う
噂によると、すごく美味しいらしい
……スイーツ大好きの私からするとすごく気になる


鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
うーん、なかなか見えない


私、けっこう目は良いほうだと思うけど
私は無惨から血を多くもらっている
だから、色んな血鬼術が使えるようになった



まあ、それを使えるようになったのはあの人のおかげだけど
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
あれかな?


道を真っ直ぐに進むと女性がたくさんたち混む店があった



うわあ、混んでる
仕方ない、少しすいてからにしようかな
夕方になったら、少しは客も減るでしょ

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
さて、空いた時間どうしようかな




ドンッ💥
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
きゃ

……いった
いや、痛くないわ



モブ男1「おうおう、なんだぁ、ねえちゃん」
モブ男2「着物が汚れたじゃねえかあ」


鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
はあ……


モブ男2「慰謝料、および着物代」
モブ男1「もちろん、払ってくれるよなあ?」

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
お断りします


モブ男1「はあ?なにいってんの?」
モブ男2「人の着物汚してんだぞ?」

ザワザワ……
「おい、あのねえちゃん大丈夫か?」

「カツアゲされてるよ……」

「助けに行くか?」
「やあねえ、物騒で」

「可哀想にねえ」




……はあ
実を言うとこんなやつらどーでもいい

モブ男2「おい!きいてんのか?」
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
聞いてますけど?
てか、そんなちっぽけな汚れを気にしてるんですか?
心せまいですね



ザワザワ……


モブ男1「な、なんだと?!」
モブ男2「痛い目見してやらぁ!」
モブ男1「この……メス豚が!!」
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
……




え、おっそ
なんかキレて向かってくるけど
全然早くないし
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
はあ……つまんない


ヒュ
ドサドサ








「……え?!」

「いま、何があったんだ?」

「見えなかった!」



普通に手刀で頸を叩いただけですけど
そしたら勝手に気絶した


ザワザワ
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
んん、目立ってるなあ

なんか集まってきてる


警「おーい、待ちなさい!」

警「何があったんだー!」


あ、警官だ
めんどー
逃げた方がいいかな……


タタタタタ
警「あ!!ちょっと!」

警「きみ!!」










うまくまけたか
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
はー、めんどいめんどい
さーてと、ぶらぶらしよっかな













うん。ひま
ひますぎる
ねえ
はやく三色団子食べたい
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
なんか面白いこととかないかなー



うーん
あ、そうだ
実はさっきから誰かがついてきてるんだよね
ストーカーかも
え、きも
自分でいって気持ち悪くなった
いや、もしかしたら童磨にぃかも
……さすがにないか
いま、日が出てるし


鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
……あの、どなたですか


シーーーーン

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
そこにいるのは分かってるんです
ストーカーですか?



ガサガサ
ザ,ザ,ザ,
誰かがあるいてくる
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
あなたは誰ですか
??
…………おい











影から姿を表したその人は
私の、どタイプのイケメンでした
宇髄 天元
宇髄 天元
お前、何者だ?

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