第32話

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2020/03/11 09:07













翌日の朝

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
よし、準備おっけい!



今から、町へ行こうと思います!
めっちゃ遠いし、私の存在がバレるかもしれない
だから、本当は行きたくないんだけど……

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
食べ物がない。


……買いにいかなきゃ



でもさ、なーんか嫌な予感するんだよねー
私の嫌な予感は当たるから嫌なんだよ


ま、いっか




戸締まりよし!準備よし!

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
いってきまーす


ガチャ,バタン









鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
ついた!


やっぱりお買い物は大きい町でしなきゃね!


毎回ここの町で買ってても
全然知ってる人がいないし、楽なんだよな

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
今日も買いまくろっと



テクテク,ドン!

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
きゃっ


フラ……

って倒れると思ったか!
私の運動神経をなめるな!

クルッザザア

私は、押された勢いで転びそうになったところを
1回転してきれいに着地した

パチパチパチ
あれ、なんか道行く人々になんか拍手されてる
よくわかんないけど取り敢えず手を振っとくわ

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
ニコニコ


は!いけない!
目立っちゃだめじゃん!
早くここから移動しないと!

??
まて
鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
え、?


いや、なんか引き止められたんだけど
手を掴んでるし
うーん、不審者……?

??
こい
??
おい“冨岡”、勝手な行動するなァ


あ、もう一人不審者が現れた


それに、冨岡……?
どっかで聞いたよーな……?
あれ、誰だっけ

え、ちょっとまって
私、なんで引きずられてるの?

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
あのー、
??
静かにしろ


うわ、理不尽……







それから私は路地裏に連れていかれた
あれ、これって私、襲われるの?
こわっ……

??
よし、ここでいいだろ
??
それで、こいつになんか用なのか?
??
いや、聞きたいことがある
??
あっそォ
鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
あの、そこから私に一歩でも近づいたら両腕両足引きちぎりますから
??
……それで、話の内容なんだが


お、無視?
無視なのか?
そんなに私に殺られたいのかぁ

っていうか、ここ影になって少し暗いな……

鬼姫 (なまえ)
鬼姫 あなた
なんなんです?
??
……お前、鬼か?













は?

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