第27話

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2020/03/04 12:36













……堕姫ねぇ、妓夫にぃ

堕姫
堕姫
あなた……来た、の?
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
うん、だって、嫌な予感したし、全然帰ってこないんだもん!
妓夫太郎
妓夫太郎
ははっ……なんか、いまは、あまあまだなっ
堕姫
堕姫
……デレ期?


……もう、なにさ、デレ期って
私、いまめちゃくちゃ怒ってるんだけど

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
……ごめんね
堕姫
堕姫
いいの、私、あのとき言ったでしょ?
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
そうだけどっ
妓夫太郎
妓夫太郎
……あなた、ありがとなぁ
堕姫
堕姫
うん、ほんとにね
鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
ねえ、そんなこと言わないで?


泣いちゃうじゃん
怒りながら

堕姫
堕姫
あなた、


堕姫ねぇと妓夫にぃは、同時に消えていった




「「 大好き 」」


この言葉を残して。

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
あぁっ……うぁ……なん、で


つらいっ……
私を、置いていかないで……!




その時にね、私を呼ぶ声が聞こえたの










宇髄 天元
宇髄 天元
……あなた?




私は思わず、振り返ってしまった

鬼姫(なまえ)(人)
鬼姫あなた(人)
っ!


バッ

あ……
炭治郎も、天元さんも、驚いてる
そっか
私、鬼と話してたのか


あーあ
もういいや

そう思った瞬間、私の血鬼術が解けた



シューーーーー

体があつい

_鬼姫@きひめ_(なまえ)
鬼姫きひめあなた
戻っちゃったか



……なんか、今さら怒る気になれないな
やっぱり、もう帰ろっかな






そう思い、私は道を歩いて帰ろうとした

_鬼姫@きひめ_(なまえ)
鬼姫きひめあなた
……あれ、なに?これ


私が目にしたのは……




堕姫ねぇの着ていたものの、切れ端だった


それはもう、ぼろぼろで
必死に生きようとしたことを物語っていて


それを見たら、もう、耐えきれなかった


_鬼姫@きひめ_(なまえ)
鬼姫きひめあなた
……堕姫、ねぇ…!
妓夫にぃ……!!


ぽろぽろ涙がこぼれる。
止めることもできないまま、
私のなかで沸々と沸き上がるこの思いを感じた




とても強い、怒り。



抑えようとも思わない。












_鬼姫@きひめ_(なまえ)
鬼姫きひめあなた
ねえ、そこで呆然としてるお二人さん
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
な……りん、か?
うそ、だ、その、姿
宇髄 天元
宇髄 天元
…あなた













「 私は鬼姫あなた。上弦の零よ。」



竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
え、……あなた?
宇髄 天元
宇髄 天元
……











もう、仲良くは出来ないんだね
私は、鬼だから


_鬼姫@きひめ_(なまえ)
鬼姫きひめあなた
ね、なんで、私の大切な人を殺したの?ニコ

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