扉の閉じる音がして、足音が遠ざかっていく。
聞こえて来るのは葉の揺れる音と小鳥の鳴き声。
今日はいつもと違う朝。

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皆さんどうもおはようございます！
あなたです！

いや〜清々しい朝だね。
ベッドはふかふか！
小鳥の鳴き声が目覚まし代わりになるね！

さて、前回から少し経って、今日は俺の5歳の誕生日！
では問題です！俺は今何処に居るでしょう！？

…分かった？

さすがに分からないかw
分かったらシンプルに怖い。

では今どこにいるかと言いますと！！
夕焼けの草原に、旅行に来ています！
今世初めての外出なのさ！凄い楽しみ！

授業で教わった事によると、夕焼けの草原は王政の国で、獣人が多いのが特徴！
王様はライオンの獣人だってさ！
自然豊かで、名前の通り夕焼けがとっても綺麗みたいだね。
見てみたいな〜











それなのに……………

ちょっと…いや、大分過保護なメイドさんの鉄壁の守りで、外に出る事が出来ません！

なんかさ、この人達急に過保護になったんだわ。
少し前までは全然話さなかったんだぜ？
突然どうしたんだろうね？
なんかこの前マリーと一緒にメイド会議？やってたけどさ？


あ〜そんなの関係ねぇ！！！！(古くて草)

兎に角！！俺は外に出たいのだ！！！！
…かくなる上は………………！





喰らえ！！！俺の必殺技！！！！

どうだ！上目遣い＆シュンとした顔！！！
本日はスペシャルサービス！！コテンのオマケも付けてやる！！！


可愛いだろぉぉぉぉ！！！？
顔の良さを自覚してないと出来ない技だぜ…！！

ｷｶﾝﾉｶｰｲ(˙꒳​˙ )

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かれこれ1時間経って、ようやく許可が出ました。
とても長かった。
勉強してる時よりめんどかったわ。

護衛は、さっきのままにしてもらったよー
凄い渋られたけどねぇ…

あんなに居たら色んな場所見れないじゃない？
異世界なんだから楽しみたいじゃん？？色々見たいじゃん？？？
分かるかい？この気持ち。


｢僕、初めてお外出たから、色んな所見てみたいんだ…｣
｢人がいっぱいいると、僕ちょっと怖いし…街の人も怖いと思う………｣

とかそれっぽい事言ったらOK出してくれました。
あれは名演技でしたね！
メイドさん何人か胸を抑えて蹲ってたわ、分かる。
俺可愛いもんね、ショタ尊いよねぇ〜


メイドさん達はその後に色々言ってたけど聞いてなかったや〜まあ、いっか！！！